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チェリストの横坂源が最新CD『R.シュトラウス&ラフマニノフ』リリース&収録曲をメインに紀尾井ホールでリサイタルを開催

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横坂源『R.シュトラウス&ラフマニノフ』

2024年11月20日(水)に、チェリストの横坂源が最新CD『R.シュトラウス&ラフマニノフ』をリリース。11月30日(土)には紀尾井ホールで、その収録曲をメインとしたリサイタルを開催する。

横坂源は現在、日本のチェロ界において最も活躍し、注目を注がれるチェリストの一人だ。今回リリースする新譜は、横坂の桐朋学園時代の同級生であり、共にかけがえのない時間を過ごした盟友・沼沢淑音をピアニストに迎え、全3曲を収録。放物線を放つようなメロディに狂気の影を魅せるR.シュトラウス、ロマンティックで歌心に溢れたラフマニノフという2大チェロ・ソナタの後、作曲家自身によるチェロ編曲版によるグリーグのヴァイオリン・ソナタ第3番の第2楽章で締めくくられる構成になっている。これまで幾度も共演を重ねてきた二人による渾身のアルバムである。

さらに、11月30日(土)紀尾井ホールでのリサイタルで披露するプログラムは、CDに収録されているR.シュトラウス、ラフマニノフに加え、現代的でひと味違うロマンティックさを秘めたシュニトケのチェロ・ソナタ第1番。チェロ好きには垂涎の内容だ。刺激しあう横坂と沼沢の二人にしか出せない、通常の枠を超える唯一無二の名演を堪能してみてはいかがだろうか。

横坂源・コメント

(C)Sotaro Goto

「音楽」の背後にはいつも終わりのない宇宙が広がり、自然の持つ美しさ、残酷さが表裏一体となったようなある種の恐怖すら覚えます。だからこそ、そんな世界へ飛び込み、何かを見出そうとした作曲家たちの強い思念に興味は尽きず、深い魅力を感じずにはいられません。会場で皆様と、こうした音楽を分かち合えることを楽しみにしております。

プロフィール
桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリスト・ディプロマコースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学にて学ぶ。全日本ビバホール・チェロコンクール第1位、2010年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位。室内楽部門では2009年に全ドイツ学生音楽コンクールで第1位を受賞。その他出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、ホテルオークラ音楽賞等多数受賞している。
13歳でソリストデビュー。2020年、ドイツでスヴィリドフ:チェロ協奏曲 『つばき』の新作委嘱・世界初演及び東京交響楽団と日本初演を行い、日本フィルハーモニー交響楽団とルグラン:チェロ協奏曲の日本初演を行った。2021年には東京都交響楽団とデュサパン:チェロ協奏曲『アウトスケイプ』の日本初演を果たし、2023年には野平一郎指揮「三善晃:チェロ協奏曲第2番『谺つり星』」に取り組むなど、目覚ましい躍進を続けている。現在最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人である。
使用楽器は、日本音楽財団よりストラディヴァリウス1696年製「ロード・アイレスフォード」を貸与されている。

2024年11月発売新譜【試聴】

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