<藤枝MYFCキャンプ>ベガルタ仙台から加入の技巧派MF松下佳貴が「超・超・超攻撃的エンタメサッカー」の司令塔に名乗り!
J2藤枝のレフティー松下が全3得点に絡む活躍
藤枝MYFCは鹿児島キャンプ終盤を迎えチームの形が出来上がってきました。
1月29日に行ったJ3鹿児島との練習試合では仙台から加入した技巧派レフティーのMF松下佳貴選手がボランチで2アシストを含む全3得点に絡む働き。「超・超・超攻撃的エンターテインメントサッカー」の司令塔に名乗りを挙げるなど新戦力もフィットしてきています。
松下佳貴・一問一答
ー全3得点に絡んだ。
やっと結果を出せたので良かったです。細かいところではまだまだ頑張らないといけませんし、満足することはないですけど、一つ出せたのは良かったです。
ー途中出場で最も意識したところは。
まだチームのやり方を完全に理解したわけではないのですが、徐々に選手の特長をつかんできたので、他の選手の良さをどう出すか、その上で自分の良さをどう出すかを意識しながらやりました。
ー1本目は中盤にボールを入れたところを相手がつぶしにきてうまくボールが回っていなかった。どんな意識でピッチに入ったか。
途中出場で難しさもあり、1本目は押し込まれる時間帯もありました。ただ、やり続けることで相手も全てはつぶしにこれなくなる。
一つ二つ剥がせれば相手も来にくくなるので、最初からの積み重ねで2本目に得点につながったと思います。試合結果については1試合を通じて勝てればいいと思っているので、結果的に練習試合ですけど勝てたのは良かったと思います。
ー得点につながったシーンを振り返って。
川上選手は縦への推進力、スプリント能力がある選手なので基本的に見えていても、見えていなくても逆サイドは選択肢にありました。少し長くなってしまいましたが、うまく出せたかなと思います。
2点目はクロスに至るまで流動的に何人かの選手がポジションを変えながらあの位置が取れました。ボールを持ちながら繰り返し攻め続けられれば得点にもつながると思います。あとはアデ(アンデルソン選手)のシュートが素晴らしすぎました。
ー須藤監督も「ポジションを逸脱しろ」と言っている。
ポジションにとらわれることなく、自分たちが後ろから飛び出ていくことが必要です。ただ、リスクもあるので誰かが出たら、そこを埋めるなど選手間のコミュニケーションを意識していかないといけません。
この試合でもミスからピンチを招くシーンが何度かありました。細かいすり合わせをもう少しやっていければなと思います。
ー3点目もアンデルソン選手に付けたところからの松木駿之介選手が得点した。
一つ前のシーンで大雅(河本大雅選手)が斜めに取って裏に抜けたところで起点を作れました。理想的というか、あのように得点できればと思います。FWの得点は勢いが出ます。
ー攻撃的なスタイルを掲げる中で、思い切った縦パスなどを差し込める存在が求められる。
それが自分の特長だと思っているので、どんどん出したいと思います。年齢も上なのでチームをまとめつつ、若い選手のパワフルさをもらいながら頑張りたいです。
ー流動的な動きはこれまでのチームと似ている?
ここまではないですね。藤枝の良さであり、危ないところかもしれないですけど、それをチームとしてやろうというのは藤枝の良さ、特長だと思っています。
やりがいがある面白いサッカーなので、このサッカーでどこまでできるか、上位チームと戦った時にどこまで自分たちがやりたいことをできるか。それを出せれば本当に面白いサッカーができると思います。