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国内有数の観光地・京都には、素敵なディナーがいただけるお店がたくさんあります。だからこそ、どこに行こうか迷ってしまう……。そこで、京扇子屋「大西常商店」の4代目女将でannaアンバサダーの大西里枝さんに、秋の夜に訪れたいお店を教えていただきました♡

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使い勝手◎のアンティークカフェ京都の中心地で本格ローマ料理を

使い勝手◎のアンティークカフェ

「2eme MAISON」の外観

まず紹介してもらったのは、清水五条にある「2eme MAISON」。開放的で誰でも入りやすい空間を意識しているというこちらは、カフェ営業に加え、お花の販売も行っています。アンティークの家具や雑貨がちりばめられた店内にも注目です！

アンティーク家具を使用し、開放感のある店内

11：30～23：00の通し営業なのも魅力的。コーヒーやソフトドリンクはもちろん、お昼もビールやワインが注文できるので、昼飲みも夜カフェもOKなのがありがたいですね♡

シェアして味わいたい「カレードリア」（1000円）

定番人気の「フライドポテト」（700円）

チーズたっぷりでワインにも合う「クロックムッシュ」（1200円）

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お昼はBLTサンドといったサンドイッチ類やスープ、カレーなどが食べられますが、夜はドリアやグラタン、ステーキなどガッツリ系のメニューもラインナップ。

大西さんお気に入りの「イチジクのサラダ」（1200円）

「『イチジクのサラダ』のような旬のフルーツを使ったメニューもおいしいですよ。過ごしやすい今の季節は、ぜひテラス席で！」と、大西さんが秋ならではの過ごし方を教えてくれました。京都駅や河原町エリアからも行きやすい好立地もうれしいポイントです。

2eme MAISON（ドゥージィエム・メゾン）

住所：京都府京都市下京区寺町通り五条上る西橋詰町794
時間：11：30～23：00
定休日：水曜

京都の中心地で本格ローマ料理を

「Cenetta Barba」の外観

続いては“昼と夜と2つの顔をもつレストラン”をコンセプトに、昼はコース料理、夜はアラカルトで提供するイタリアンのお店「Cenetta Barba」。京都の中心地・四条エリアにあり、ディナーでは骨太なローマ料理がいただけます。

ゆったりディナーが楽しめるシックな店内

大西さんが「まさに京都の中にあるローマ！ 京都・大原のおいしいお野菜を使った料理もおすすめです」と教えてくれたとおり、料理は肉と野菜が中心。大原や八幡のオーガニック野菜と、羊、鹿、猪などのジビエを取り入れているそうです。

約12種類の料理がのった日替わりの「前菜の盛り合わせ」（2人前／2600円）

「オーガニック野菜のラクレットチーズがけ」（1900円）

「もち豚のポルケッタ（豚バラ肉のロール焼き）」（2800円）

「リガトーニ コン パイヤータ（牛モツのトマト煮込みパスタ）」（1900円）

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そのほか、珍しい北海道のエゾシカを使ったメニューは特に人気なのだとか。11月～2月は、天然の鴨をまるごと使用することも！ 普段はなかなかお目にかかれない食材を味わって、ぜいたくな京都の夜を過ごしましょう♡

Cenetta Barba（チェネッタ バルバ）

住所：京都府京都市下京区高辻通東入ル匂天神町642 スピードBLD 1階
電話：075-708-3606
時間：ランチ12：00～14：30、ディナー18：00～22：00（LO21：00）
定休日：火曜（月2回ほど不定休あり）

京都で過ごす日をより良いものにしてくれそうな、大西さんお墨付きのディナーをご紹介しました。おいしいディナーで一日を締めくくって、観光の疲れを癒やしてみては？

教えてくれた人大西里枝

1990年生まれ、京都出身。伝統工芸品の京扇子を製造する「京扇子 大西常商店」の女将。 企画、営業、京町家と茶室の運営を担当。一児の母。ほぼ毎日着物生活。

写真／2eme MAISON、Cenetta Barba　文／織田繭