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MISIAがセイコーグループのアンバサダーに就任 「時を超えるような歌が歌えたら嬉しい」

セブツー

セイコーグループは10月23日、日本を代表する歌手で、1998年にシングル「つつみ込むように」でデビューして以来、トップアーティストであり続けるMISIAをアンバサダーに起用したと発表した。MISIAは今年3月に放映された、セイコーグループの創始者である服部金太郎の生涯を描いたテレビドラマ「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」の主題歌「ゆびきりげんまん」を手掛けたことがきっかけとなり、今回のアンバサダーへの就任につながった。また、MISIAは世界中の子どもの教育支援を目的とした非営利団体を立ち上げるなど、社会貢献活動や慈善活動にも精力的に携わっており、セイコーグループはこうした活動にも強く共鳴したという。

今年で創業から143年を迎えたセイコーグループは、新たなプロジェクト「THE GIFT OF TIME(時と生きる)」を始動しており、「時」という視点から日本文化を紐解くショートフィルム「THE GIFT OF TIME -時と生きる-」を制作、MISIAを始め、建築家の隈研吾や現代美術家の杉本博司、作曲家で文化庁長官の都倉俊一が出演している。

24分ほどのショートフィルムでMISIAは奈良の東大寺で撮影を行っており、「時」に対する想いを語っている。MISIAは「東大寺は世の安寧を祈って創建された寺で、2022年にコロナウイルス禍の終息を願って歌を奉納させていただいた場所でもあります。私にとってご縁のある東大寺を今回、撮影場所として選びました。『時』という文字の中には『寺』が入っているように、時間の概念がなかった時代に寺は時を告げる場所でもありました。何度訪れても厳かな気持ちにさせてくれる場所であり、私自身も時を超えるような歌が歌えたら嬉しく思います」と、語っている。

セイコーグループのアンバサダーに就任したMISIAは今後、楽曲「ゆびきりげんまん」のセイコー・スペシャルバージョンを制作するほか、次世代の育成活動である「時育」プログラムを始め、セイコーグループの社会貢献活動にも参加していく予定だ。

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