【セ・リーグCS】後がない阪神は髙橋遥人が先発、DeNAは甲子園得意のジャクソンで連勝突破狙う
4勝1敗、防御率1.52の髙橋遥人
甲子園で行われているセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ。初戦を落とした阪神は13日の第2戦に髙橋遥人が先発する。
今季は5試合に登板して4勝1敗、防御率1.52。左肘のトミー・ジョン手術を乗り越えて8月11日の広島戦(京セラドーム大阪)で1025日ぶりの勝利を挙げ、その後4連勝をマークした。
9月23日の巨人戦(甲子園)以来、中19日と間隔が空いたが、10月9日には甲子園でシート打撃に登板し、打者5人に対して1安打2奪三振。調整は順調に来ている。
DeNA戦は今季初登板。2021年も登板はなく、5回5安打3失点だった2020年11月1日(横浜)以来1442日ぶりの対戦となる。
すでに岡田彰布監督の今季限りでの退任が発表されており、負ければ岡田阪神の最終戦となる。オリックス時代も含めて監督通算740勝、阪神球団史上最多552勝を挙げた名将の采配も注目される。
8勝7敗、防御率2.90のジャクソン
一方、先勝したDeNAはアンドレ・ジャクソンが先発する。今季は25試合で8勝7敗、防御率2.90。阪神戦は6試合で1勝1敗、防御率2.10と相性は悪くない。
6月21日(甲子園)は6.2回4安打無失点、7月5日(甲子園)は6回3安打無失点といずれも勝ち負けはつかなかったものの、甲子園で好投している。
大山悠輔には14打数7安打の打率.500、森下翔太には13打数5安打1本塁打の打率.385、佐藤輝明には16打数5安打の打率.313と打ち込まれており、やはり中軸には警戒が必要だ。
相手先発が髙橋遥人のため味方打線の大量援護は期待できない。DeNAとしては、ジャクソンが試合を作って接戦に持ち込み、2連勝でCSを突破したい。
パ・リーグの予告先発は以下の通り。
日本ハム・金村尚真-ロッテ・小島和哉(エスコンフィールド)
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記事:SPAIA編集部