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ジュビロ磐田加入内定の川合徳孟(磐田ユース)が2戦連発。プリンスリーグ東海・清水エスパルスとのダービーに向けエンジン全開!

アットエス


ジュビロ磐田U−18で来季のトップチーム加入が内定しているMF川合徳孟の得点力が増している。ボランチからトップ下に定位置を変え、プリンスリーグ東海で2戦連続2ゴールをマーク。「今、調子が上がってきている」というエースは次節の静岡ダービーに向けてエンジン全開だ。

11月23日に行われた第17節藤枝明誠戦は先制点と決勝点。1点目はFW山本将太の落としを、2点目はこぼれ球をダイレクトで蹴り込んだ。「両方ともイメージ通り」。2点ともゴール左隅を射抜く右足の精度の高さが光った。

トップ下で先発するようになったのは10月のリーグ中断期間中のトレーニングマッチから。トップチームの練習参加時はボランチではなくトップ下で起用されることが多く、プロ入り前から慣れておくために攻撃的な位置に移ったという。

中断期間中は自身のプレー映像を何度も見返し、コーチ陣のアドバイスを受けながら課題を浮き彫りにした。「ボランチの時よりもシュートの意識が高まった」。イージーミスを減らすことや、球際で負けないことにも意識して取り組んでいる。

トップチームの練習で感じたことをユース組に落とし込む作業も忘れない。パスのスピード、質、精度にこだわること。守備の連動性を高めるためには、仲間同士で声を掛け合い、味方を信じて2メートルでも3メートルでもスライドすること…。「ちょっとしたことが大切だと学んでいる」

ジュビロ磐田U-18はプリンスリーグで現在2位。11月30日の最終節は、勝ち点3差で首位を走る清水エスパルスユースと激突する。引き分け以上でプレミアリーグプレーオフ進出が決定するが、優勝するためには5点差以上をつけて勝つ必要がある。

ジュビロの未来をこれから背負っていく川合は「(優勝は)正直難しいかもしれないけど、エスパルスに負けるのは嫌。しっかり勝ちきりたい」と力を込める。プライドをかけて戦い、プレーオフに弾みをつけるつもりだ。かわい・とくも
浜松市出身。地元の与進オールFCで本格的にサッカーを始め、フットサルチームを経て、小学3〜6年まで聖隷JFCに所属。中学からジュビロ磐田の下部組織に入り、U-16、U-17日本代表入り。2023年4月には16歳1カ月16日でルヴァン杯に出場、クラブの公式戦最年少出場記録を更新した。24年8月のSBSカップ国際ユースサッカーでは、静岡ユースの主将としてトップ下でプレー。磐田西高3年。

(日本サッカー協会公式ウェブサイトより)

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