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飼い主が『だらしない』と猫には大迷惑!ルーズな人が猫にもたらす4つの危険

ねこちゃんホンポ

1.清潔にしないと健康トラブルに

猫はとてもきれい好きな動物です。トイレが汚れていたり、部屋にゴミが散らかっていたりすると、それだけで大きなストレスになります。

たとえば、トイレが汚れていると我慢して排泄を控えることがあり、膀胱炎などの病気につながることもあります。

人も汚いトイレは使いたくないものです。キレイ好きな猫にとってはそれが毎日続く環境になると、不満から問題行動を起こすこともあるでしょう。縄張りでもある猫トイレを清潔に保つことは、猫にとっての「安心できる居場所」を作ることなのです。

2.不規則な生活が猫の不安を招く

性格の個体差はありますが、猫は意外にも規則正しい生活を好みます。起きる時間、ごはんの時間、遊ぶ時間など、毎日ある程度のリズムがあることで安心して過ごせます。

ところが飼い主が寝坊ばかりして朝ごはんが遅れたり、帰宅がバラバラだったりすると、猫は不安を感じて落ち着かなくなる場合があります。

不安が続くと、「トイレ以外での粗相」「家具や壁などへ爪とぎをする」といった問題行動につながることも多いです。飼い主の生活リズムが猫に影響しているという意識を持つことが、信頼関係を築く第一歩になります。

3.モノを放置すると思わぬ事故を起こす

「あとで片付ければいいや」とつい床に放置した買い物袋やビニール、薬など。これらは誤飲やケガのリスクがあるものばかりですが、猫にとっては遊び道具に見えるため、大変危険です。

たとえば、落ちていた輪ゴムや紐などを猫が飲み込んでしまい、手術が必要になったケースがあります。猫は好奇心旺盛な反面、危険なものの区別ができません。安全な環境をつくるには「片付ける習慣」を欠かさないことがとても重要です。

4.ずさんな食事管理が肥満や栄養失調に

フードの置きっぱなしや量を量らずに与えるのはNGです。飼い主がつい「食べるだけあげとけばいいや」とやってしまうと、食べ過ぎて肥満になったり、食事内容によっては逆に十分な栄養が取れずに体調を崩すことがあります。

猫にとって食事は健康の土台となります。「昨日どれくらい食べたっけ?」と曖昧な記憶で管理するのではなく、毎日しっかり量やタイミングを決めてあげるのが理想です。

まとめ

猫と一緒に暮らすということは、命を預かることです。だらしない暮らしは、猫の健康と安心を奪ってしまう危険がありますが、逆に言えば、猫のためにきちんとすることで、自分の生活を見直すチャンスでもあります。

猫が快適に過ごせるように意識することは、結果的に飼い主にとっても心地よい暮らしをつくることに繋がります。猫と一緒に穏やかな生活ができるよう、猫の健康を守るためにも少しルーズになっていたところを改善していきたいですね。


(獣医師監修:葛野莉奈)

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