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アンドリュー・ガーフィールド、ポール・グリーングラス監督新作に交渉中 ─ 農民反乱描く物語、マシュー・マコノヒーから主演引き継ぐ

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『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが、『ボーン・スプレマシー』(2004)などのポール・グリーングラス監督による農民反乱を描く新作映画『The Rage(原題)』に出演交渉中であることが分かった。米が報じている。

『The Rage』は、社会経済的・政治的な緊張と高額の課税に対抗して、1381年にイングランド広域で起こった大規模な農民反乱を描く物語。2025年2月時点では『インターステラー』(2014)などのマシュー・マコノヒーが主演を務めるとられていたが、ガーフィールドが主演を引き継ぐ形で交渉が進められているようだ。

この主人公像は、イングランド国王リチャード2世に対して反乱軍を率いた後に、ロンドン市長のウィリアム・ウォルワースらによって殺害された実在の農夫ワット・タイラーをモデルにしているのではないかと推測されている。

現在開催中のカンヌ国際映画祭のフィルム・マーケットにて、フォーカス・フィーチャーズがアメリカ国内での契約を1,100万ドル規模で進めている模様。『TAR/ター』(2022)『教皇選挙』(2024)など上質な作品を多数配給するフォーカス・フィーチャーズにとっても重要な一作となりそうだ。ブラムハウス・プロダクションのジェイソン・ブラムが、グリーングラスとともにプロデューサーを担う。

ガーフィールドはApple TV+のリミテッドシリーズ「Wild Things(原題)」で、ジュード・ロウと共に伝説のマジシャン「ジークフリート&ロイ」役を演じることがられたばかり。2025年6月6日に日本公開となる『We Live in Time この時を生きて』や、ルカ・グァダニーノ監督による新作スリラー映画『After the Hunt(原題)』などジャンルレスに活躍中だが、『アメイジング・スパイダーマン』をはじめ、『ハクソー・リッジ』『沈黙 -サイレンス-』など、誠実で正義感溢れるキャラクターは十八番といっていいだろう。

監督のグリーングラスも『ボーン』シリーズほか、『ユナイテッド93』(2006)や『キャプテン・フィリップス』(2013)などでも、硬派で臨場感ある作風を発揮している。ともに実力派であるガーフィールドとグリーングラスが、『The Rage(=怒り)』をいかに表現し、昇華していくだろうか。撮影時期やその他のキャストなど詳報が待たれる。

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