「トイレットペーパー」の意外と知らない“保管NGな場所3つ”「見直します」「カビるかも」
「使用期限がないから大丈夫」と、トイレットペーパーを買いだめしていませんか? 暮らしに欠かせない品だからこそ、いざというときのためにストックしたくなるもの。しかし、トイレットペーパーを長期保管する際は注意が必要です。ここでは、意外と知らない「トイレットペーパーのNGな保存方法」についてご紹介します。
トイレットペーパーは半永久的に使えるけれど……
冒頭でもお伝えした通り、トイレットペーパーには使用期限がありません。どの商品を見てもパッケージに使用期限の記載はなく、基本的には半永久的に使えます。
トイレットペーパーなどの紙は劣化しづらく、化学変化によって品質が変わる心配も無用です。
しかし、保管場所には注意が必要。特に長期間保管する場合、環境によってカビや虫が発生する可能性があります。
トイレットペーパーの「NGな保存方法」
紙でつくられているトイレットペーパーは、高温多湿が苦手です。以下の場所は劣化の原因になります。
NGその1.湿気がこもる場所に置く
湿度の高い場所は、トイレットペーパーの保管に適しません。湿気で紙の寿命が短くなり、傷んでしまいます。
浴室の近くやシンク下など、湿気がこもる場所での長期保管は避けましょう。
NGその2.直射日光があたる場所に置く
トイレットペーパーが直射日光にあたり続けると、紙質が変わってモロモロになります。
窓際に置いたり、車内に置きっぱなしにしたりするのはおすすめできません。
NGその3.においが強い場所に置く
トイレットペーパーはにおいを吸着しやすいため、においの強いものと一緒に保管するのもNGです。洗剤などにおいを発するものとは場所を分けて保管しましょう。
長期保存するときは開封しない
災害などに備えてトイレットペーパーを備蓄する際は、パッケージから出さずにそのままの状態での保管をおすすめします。
包装されたままの状態で保管すると、湿気や直射日光を含むダメージからトイレットペーパーを守り、劣化しにくくなります。長期間保存する場合は、乾燥材を置くと湿気対策になりますよ。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア