冷蔵庫から取り出してすぐにパンに塗れる“やわらかいバター”の作り方「塗りやすい」「パンが潰れない!」
焼きたてのパンにバターを塗って食べたいと思っても、冷蔵庫から取り出したばかりのバターは固くて、パンに塗りづらいですよね。なんとか削り取って塊のままのせると冷たく、無理やり塗り広げようとするとパンが潰れてしまう……。今回はこんなストレスを解消する、パンに塗りやすい“やわらかいバター”を作る方法をご紹介します。
バターが固くて塗りづらい……
焼きたてのパンに芳醇なバターを塗って食べたいと思っても、冷蔵庫で保存していたバターはカチカチに固まっていますよね。室温でやわらかくなりますが、忙しい朝は置いておく時間の余裕がないことも……。
そこで調べてみたところ、ある簡単な方法でパンに塗りやすい“やわらかいバター”を作ることができるのだそう。これを前もって作っておけば、忙しい朝食時にもおいしいバターを塗ったパンが楽しめそうですね!
実際に作ってみました。
パンに塗りやすいバターにする方法とは?
材料と道具(食パン2枚分)
・バター(有塩)……小さじ1
・オリーブオイル……小さじ2
・小さな泡だて器
作り方
1.室温に戻したバターに、オリーブオイルを加えます。
2.泡だて器でよく混ぜます。
3.マヨネーズのような状態になったら、ゴムベラで集めて容器に入れて完成です。
容器にフタをして、冷蔵庫で保管します。
この状態で保存しておくと、冷蔵庫から取り出してすぐでもパンに塗りやすくて便利です。
冷蔵庫に長時間入れておくと固まりますが、バターとは違い、マーガリンのような固さです。
固まってもパンへの塗りやすさは変わりませんでした。
こちらを作る上での注意点は、バターをしっかり室温に戻すことです。バターが固いままだとオリーブオイルとうまく混ざらず、どんなに混ぜてもバターの粒が残ってしまいます。
ではここで、バターがまだ固い状態で混ぜてしまった筆者の失敗作をご覧ください(笑)。
失敗回避のため、バターがやわらかくなってからオイルを混ぜてくださいね!
使いやすく、アレンジも楽しい!
実際に作って食べてみたところ、バターが塗りやすくなるだけでなく、バターのコクとオリーブオイルの爽やかな香りを同時に楽しめる画期的なレシピでした!
筆者はバージンオリーブオイルで作ったところ、オリーブオイルの香りをかなり強く感じました。
基本はバターに、バターの分量の2倍の量のオリーブオイルを混ぜて作りますが、オリーブオイルの香りが強すぎると感じたら分量を調節してみてくださいね。
今回作った「オリーブオイル・バター」は、にんにく、バジル、明太子などを加えて味の変化を楽しんだり、パンだけでなくクラッカーに塗ったり、ステーキにのせてもおいしくいただけそうです。
ぜひお試しくださいね。
鈴木杏/ライター