釣った魚で作る「滋養強壮」レシピ:クロダイのバター焼き バターは多めに
九州地方ではクロダイ(チヌ)がよく釣れる季節になった。釣り人の間で「秋チヌ」といい、食べると元気になるという。今回は「クロダイのバター焼き」を紹介する。
食べごろサイズ
食べごろサイズは40cm前後。メイタ(クロダイの若魚)級よりも、大ぶりのほうが肉厚もあり、焼いた時に皮目が美味しい。特に皮と身の間の脂は最高だ。
下処理
持ち帰ったクロダイはウロコを剥いで頭とワタをとり、しっかり水洗いする。内側(腹側)の血合いの部分は包丁の先を使ってこそいでおこう。
2枚おろし
下処理後は2枚におろし、背骨がないほうは刺し身などでいただく。今回はもう片方の身を使用する。
油とバターを半々
2枚におろしたあとは魚に小麦粉をまぶし、フライパンで焼いていく。
この時、油とバターを多めに敷くと、カリッと仕上がる。割合は油1、バター0.5くらい。
仕上げ
フライパンで焼くこと3~4分、魚の皮目がキツネ色になったらOK。仕上げは塩コショウで味付け。隠し味にマヨネーズを絞ってもいい。
<松田正記/TSURINEWSライター>