【ソフトボール】「教員負担軽減」の救世主は「地域クラブ」!? 『奈良Jくらぶ』が示す未来像
【ソフトボール】「教員負担軽減」の救世主は「地域クラブ」!? 『奈良Jくらぶ』が示す未来像
ソフトボール地域クラブ『奈良Jくらぶ🥎(以下:奈良Jくらぶ)』は、2024年7月13日(土)に奈良市立京西中学校にて、奈良県内の中学女子ソフトボール部員を対象とした練習会を開催した。
5校から約40人の選手が参加
当日は、奈良県内の生駒中学校、富雄中学校、新庄中学校、伏見中学校、京西中学校の5校から、女子ソフトボール部員約40人が参加。
選手たちは、バッティング、守備、シートノックなどの練習に約3時間半取り組み、汗を流した。
今週から、3年生にとって最後の試合となる県大会には「京西と伏見中学の合同チーム」「富雄と新庄中学の合同チーム」「生駒中学は単独チーム」で参加する。
元ミキハウス選手らによる指導でレベルアップ
指導者には、ミキハウス時代にオリンピック候補選手として、海外遠征にも帯同した投手なども参加。
選手たちは、貴重な機会に、真剣な眼差しで練習に取り組んだ。
参加選手からは「レベルの高い練習ができてよかった」
参加した生駒中学女子ソフトボール部のキャプテン・安里風花さんは
「普段できないようなレベルの高い練習ができてよかったです。今回参加して気づいたことがたくさんあったので、普段の練習に生かそうと思います。」
とコメントした。
教員の負担軽減にも地域クラブが貢献?
奈良県の山下真知事による2026年度からの「教員の休日部活動指導廃止」の発表を受け、地域クラブの重要性が高まる可能性大。
ソフトボールに限らず、土日祝日に部活動が実施できなくなることで、学校単位での試合出場機会が減少する可能性も考えられる。
今後は、このようなクラブチームでの試合開催も増えていくかもしれない。
各競技における地域クラブの役割は、今後ますます重要性を増していくことが予想される。