フェース面をボールに当てに行くとフリップするワケ【最強インパクトを作る うねりスイング】
フリップ動作①
フェース面をボールに当てに行くとフリップする
左手首を甲側に折りながらボールをとらえる動作をフリップと言い、アマチュアには非常に多い動きです。おそらくほとんどのアマチュアがフリップしていますし、女子プロのツアー選手レベルでも、正確にハンドファーストにインパクトできている選手は全体の20%もいないでしょう。
なぜこう当たるかと言うと、フェース面をボールに当てに行くからです。クラブフェースは何もしないとバックスイングで手が先行し、手を戻すとフェースが重さによって開かれます。この部分をフェースだけで考えたら、閉じてきたものが開くように動きます。開いてくるからこそ閉じる動作が必要になってきますが、これがスピネーションです。
これをせずにトップからクラブフェースをボールにまっすぐ当てに行くと、支点が右に残ってヘッドがボールに届きに行くので、必ずフリップ動作になります。
アマチュアのほとんどがフリップ動作でボールをとらえている
手首を支点にクラブを振るとフリップ動作になってしまう
【出典】『最強インパクトを作る うねりスイング』著:三觜 喜一