名物!“500円マグロ丼”が今年も登場!3連休に開催…「函館の秋の風物詩」北水祭
函館の秋の風物詩・第62回北水祭が10月13日・14日の2日間、北大函館キャンパスで開催されます。
名物の500円マグロ丼に加え、地元ヒーローのショーや魚を見たり触ったりできる企画なども用意。楽しみながら北大水産学部の活動を知ることができます。
新企画・目玉企画もめじろ押し!
今年もさまざまな企画が用意されている北水祭。今年も北水祭名物のマグロ丼の提供が決定! 値段は1つ500円。1日に200食、祭りの2日間の間で合計400食を提供します。
「マグロもコメも値上げだが頑張り、価格は例年の500円に据え置いた。赤字覚悟です」(北水祭実行委員長 牧野悠さん)
また今年限定の無料グルメも。
函館の地元企業・誉食品が、タラのこうじ漬け20キロを北水祭に無償提供。祭りでは来場者に無料で提供され、その場で食べられると言います。味について「お酒のおつまみのような感じ」「おいしい」と牧野さん。
そしてこの企画も見逃せない。今年もあのご当地ヒーローが北水祭に登場。「函館鮮士 イカダベッサー」のヒーローショーが、14日午後2時から野外ステージで行われます。
今年の演目も、北大水産学部に絡めたオリジナルストーリー。「子どもだけではなく、親御さんや水産学部生にも楽しんでもらえる」と牧野さんは話します。
期待の新企画も用意されています。
一つ目は「ほくすい水族館」。同企画ではタッチプールと水槽展示をします。タッチプールでは普段、目にすることが少ない生きているチョウザメやウナギに触れることができます。また水槽展示では、クラゲやメダカ、サケやマスなど水産学部の教育や研究で使われている魚類などが展示されます。
「『水族館』の企画は以前行われていた。しかし、コロナ禍で祭りが開かわれなくてノウハウが途切れてしまった。でも、なにより『水産学部らしさ』がある企画」(牧野さん)
「年明けくらいから準備した」(北水祭副実行委員長 川村菜月さん)
さらに北大水産学部の貴重な品々も特別公開。標本館ツアーでは、北大水産学部の田城文人助教に案内してもらえます。新種などとして論文で使われるタイプ標本など、貴重な標本を見学できます。「標本館は普段、学生が立ち入れない場所。貴重な機会だ」と牧野さん。
苦労して作り上げた祭り 「ほくすい」の活動アピール
2024年の北水祭のテーマは「SeaReal. リアルな水産を友達と」。若者に人気なSNSのBeReaLをもじったもので、水産学部の教育や研究を垣間見ることができます。
祭りを通して「水産学部の活動をアピールしたい」と牧野さん。そのため研究室ツアーや標本館ツアー、ほくすい水族館など水産学部らしい企画も用意しています。
熱のこもったさまざまな企画を準備しましたが、苦労した点も…。
マグロ丼のマグロやコメ、野外ステージに使う資材など値段が高騰。予算が足りない状態でした。そこで、今年は企業のみならず個人からも協賛を募りました。水産学部の卒業生からも支援をしてもらい、なんとか開催にこぎつけました。
「地域の人や水産学部生など、どんなの人にも楽しんでもらいたい」(牧野さん)
「北大祭の盛り上がりに負けないような、いい思い出を北水祭で作ってもらいたい」(川村さん)
アツい思いを持って祭りを準備してきました。北水祭は10月13・14日、開催です。
〈第62回北水祭〉
開催日時:10月13・14日 午前10時〜午後5時
場所: 北海道函館市港町3丁目1−1 北海道大学函館キャンパス
連絡先:hokusui.fes@gmail.com
駐車場:50台(公共交通機関の利用がおすすめです)
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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