ディズニー『塔の上のラプンツェル』実写映画化が始動 ─ 『グレイテスト・ショーマン』監督が契約交渉中
ディズニーの人気アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』(2010)の実写映画化企画が進行中であることがわかった。米が報じている。
『塔の上のラプンツェル』は、グリム童話「ラプンツェル」を原作に、ディズニーが初めて3DCGで描いたプリンセス・ストーリー。生まれてから18年間、人里離れた塔で暮らしてきたラプンツェルが、大泥棒のフリン・ライダーとともに初めて外の世界へ飛び出し、自分自身を発見していくストーリー。全世界興行収入5億9,179万ドルの大ヒットを記録し、劇中曲「輝く未来(I See the Light)」はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた。
報道によると、実写映画版の監督には『グレイテスト・ショーマン』(2017)のマイケル・グレイシーが契約交渉中。また、製作の青春コメディ映画『リベンジ・スワップ』(2022)の監督・脚本を手がけたジェニファー・ケイティ・ロビンソンが最新の脚本を執筆したという。ロビンソンは『ソー:ラブ&サンダー』(2022)にも脚本家として参加しており、ディズニーとのタッグを経験済みだ。
現時点でキャストは発表されておらず、キャスティング作業がすでに始まっているのか、あるいはまだ企画の初期段階なのかも不明。オリジナル版でフリン・ライダー役を演じたザッカリー・リーヴァイは、以前、実写版フリン役にをし、ラプンツェル役の声を担当したマンディ・ムーアとともにカメオ出演を希望していた。
ディズニーはアニメーション映画の実写映画化に積極的に取り組んでおり、今後は『白雪姫』と『リロ&スティッチ』、そして『モアナと伝説の海』が公開を控えている。なお、マイケル・グレイシー監督がイギリスのポップスター、ロビー・ウィリアムスを描いた異色伝記映画『BETTER MAN/ベター・マン』は、2025年3月28日(金)に日本公開予定だ。
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