犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉3つ 生活の中で活用できる魔法の言葉とは
犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉
愛犬を落ち着かせたいとき、厳しくしかったり怒鳴ったりはしたくないですよね。それでは犬を落ち着かせることはできません。
しかし「魔法なのか?」と思うほど、犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉があります。
今回は、犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉を3つ紹介します。
1.おいで!
犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉は「おいで!」です。
“呼び戻し”というしつけでもありますが、飼い主に「おいで!」と声をかけられたときは、どのような状況であっても、飼い主に元に戻らなければなりません。
呼び戻しは、他人や他犬との接触を防ぐだけでなく、犬同士の喧嘩を防いだり落ち着かせたりするために必要なしつけです。
たとえば、ドッグランで愛犬が楽しそうに遊んでいるとき、ちょっと興奮してきちゃったな…と感じたときは、何かトラブルが起きてしまう前に「おいで!」と声をかけてクールダウンさせましょう。
2.愛犬の名前
犬を落ち着かせたいときは、愛犬の名前を呼びましょう。
飼い主から名前を呼ばれれば、パッと飼い主の方を向きます。もしも飼い主のことを見ることができないのであれば、自分にかけられた言葉だと理解していないのかもしれません。
犬には、名前という概念がありません。ニオイを嗅ぐことで個体識別をしているからです。
「よい言葉」「かけられて嬉しい言葉」として覚えてもらうためには、愛犬にそばに来てほしいときや褒めるときにのみ名前を呼び、叱るときには名前を呼ばないということが必要です。
「○○ちゃん!やめなさい!」と、名前を呼びながら叱っていると、その言葉を聞く度に犬は不安になってしまいます。叱るときには名前を呼ばないようにしましょう。
3.オスワリ
犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉は、オスワリです。
おやつをもらうときだけではなく、どんなときでもオスワリをすることができれば、確実に落ち着かせてあげることができます。
おしりをつけて座っているわけですから、その場から動くことはできません。少しでもおしりを上げることがあれば、またすぐに「オスワリ」と声をかけましょう。
犬に落ち着いてほしいときにオスワリの言葉をかけるときのポイントは、飼い主と愛犬がしっかりとアイコンタクトをすることです。
さらに、可能であれば、「マテ」の指示も出してあげるとよいと思います。アイコンタクトをしたまま待てるのが理想です。
まとめ
犬を落ち着かせたいときに効果的な言葉を3つ解説しました。
✔おいで!
✔愛犬の名前
✔オスワリ
興奮していたり、ソワソワとして落ち着きがなかったりし、犬を落ち着かせたいときは、飼い主が見せる態度も重要です。飼い主がヘラヘラとしていては、犬を落ち着かせることはできません。
愛犬の名前を呼ぶときは、「ハナちゃん」よりも「ハナ」の方がよいと思います。言葉は短い方が犬が聞き取りやすいです。
もしも、ハナに全く関係のない呼び名があり、普段はその呼び名で声をかけることが多いというのであれば、その呼び名を使った方がよいこともあります。