栄養士兼調理師の資格を持つ店主が作る野菜たっぷりのランチに大満足!尼崎・立花の『Yuimaru』 尼崎市
JR立花駅近くに野菜がたっぷりとれて心も身体もほっとするカフェを見つけたので取材へ行ってきました。
駅北口から徒歩約3分の所で、ナチュラルな色合いの木製のドアが素敵なお店です。
店内は、筆者がイメージしていた通りの窓から優しい日の光がさしこみ木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間です。店主は、以前伊丹で半年間間借り営業でカフェをされていましたが、以前カフェをされていた方にこちらを譲渡してもらい昨年の8月に同店をオープンされました。
店主は栄養士兼調理師の資格をもっており、老人ホームでも働かれているのですがカウンター越しに利用者さんの食事風景や味の感想などを直接聞くうちに自身も飲食店をやってみたいという気持ちが芽生えていったそうです。
同店では、そんな店主が作る野菜たっぷりのランチがいただけるので早速人気の「Yuimaruランチ」を注文しました。メインは、日替わりになっており筆者が訪れたときは「豚の角煮」でした。さらに月一回は「オリジナル雑炊」、週一回は「丼物」メニューがいただるそうです(日程は公式Instagramに記載)。
お盆いっぱいに詰まったランチは、ごはん・メイン・小鉢3品・サラダ・汁物・お漬物、さらにひとくちデザートまでつく豪華なラインナップです。
さすが栄養士の店主が作るランチは、彩りや栄養バランスも抜群で何から手をつけようか迷ってしまいます。
まずはメインの「豚の角煮」からいただきます。
しっかり味が染み込んだ角煮は柔らかく口の中でほろほろと崩れていきます。一緒に炊かれた大根も味がしゅんでいて一瞬でとろけていきました。
次にかわいい動物の小鉢に入った副菜ですが、抗酸化作用もあり栄養満点の「にんじんしりしり」は同店の定番メニューだそうで、にんじんの甘みが際立っていました。
さらに店主自慢の「だし巻き」も人気が高く付け合わせに聞きなれない”アンダンスー味噌”というものが添えられていました。本来は豚の脂肪(ラード)と味噌を炒めた沖縄の万能調味料なのですが、同店ではラードでは脂っこさが気になるので豚肉をみじん切りにし味噌と炒めたオリジナルのものとなっています。
だし巻きにはもちろんご飯のお供やお酒のアテなど何にでもあうそうです。店主の母親が沖縄出身で小さい頃から食べなれた懐かしの味を多くの人にも食べてもらいたいと出されています。
「だし巻き」はプルプル食感で出汁がじゅわっと口いっぱいに広がり、いくらでも食べたくなりました。
女性に嬉しい「ひとくちデザート」までついてきてかなり満足感のあるランチです。さきほどもっと食べたいと思わせてくれた「だし巻き」ですが、「だし巻き卵サンド」も人気だということで試食させていただきました。
だし巻き卵のサンドイッチ3個とサラダがついてくる内容でサンドイッチも一切れが想像していたより大きくボリューミーです。味付けはからしマヨか先ほどのアンダンスー味噌かを選べますが、筆者は卵の味をより楽しみたかったのでからしマヨをチョイスしました。
卵はとうもろこし、大豆類などの天然飼料と豊富なミネラルを含ませた天然水で育てた鶏から生まれた「タズミの卵」を使用されており、活性酸素や過酸化脂質の抑制に効果があるビタミンEが豊富に含まれています。手でもった瞬間さきほどよりさらに出し巻きのふわふわ感を直接感じ「うんうん、これこれ♡」と出汁の旨味と卵の美味しさを満喫しました。
メインは日替わりなので毎日通っても飽きることはないですし、カフェタイムには甘さ控えめのさとうきびの砂糖を使用した手作りケーキがいただけるのでそちらも気になります。5月からは第2、4日曜日のみ「モーニング」も始められる予定なので皆さんも心も身体もほっと休まる同店に一度ふらりと訪れてみて。
場所
Yuimaru
(尼崎市立花町1-10-19)
営業時間
11:30~14:00 15:00~18:00
定休日
月・木・日