『366日』ハリウッドでリメイク決定 ─ 日本で興行収入19億円突破の大ヒット
日本で大ヒット中の恋愛映画『366日』(2025)がハリウッドでリメイクされることがわかった。米が報じている。
『366日』は人気バンド・HYの同名楽曲からインスパイアされたラブストーリー。2003年、沖縄の高校生・湊(赤楚衛二)と後輩の美海(上白石萌歌)は、同じ音楽の好みから惹かれ合い、湊の卒業をきっかけに付き合うことになる。母を病気で亡くし、音楽への夢も諦めかけていた湊だったが、美海に背中を押され東京の大学へ進学。2年後に美海も上京するが、ある日、湊は美海に突然の別れを告げ……。監督は新城毅彦、脚本は福田果歩が務めた。
日本のオリジナル版は2025年1月10日(金)に公開され、週ごとに興行成績を伸ばし、4週目で初めて観客動員ランキング第1位に輝く異例の大ヒット。観客動員数150万人、興行収入19億円を突破した。松竹とソニー・ピクチャーズが製作幹事・配給を共同で担当。リメイク版はソニー傘下のコロンビア・ピクチャーズが権利を獲得した。
報道によると、リメイク版は英語圏の観客を対象とする作品になるといい、原案となった楽曲「366日」がどのように扱われるかは不明。舞台設定を日本から海外に移し、同様のイメージをもつ別の楽曲に変更される可能性もあるが、現時点でリメイク版のコンセプトは発表されていない。監督・脚本・出演者はいずれも未定。
(C)2025映画「366日」製作委員会
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