【マネ厳禁】家の裏庭に謎のキノコが生えてたので食べてみた / 100万円の古民家
100万円の古民家の裏庭にて作業中、黄金色に輝く物体が目に飛び込んできた。
よく見ると、それはキノコ。何かしらの樹木から生えた謎のキノコだった。
これ、なんのキノコだろう……と疑問に思った私は、最先端技術を用いて調べることに。
使ったのは、Googleアプリの「Googleレンズ」だ。ファインダーにキノコを入れ、シャッターを押すと……
「エノキタケ」
えっ? ほんとに? 私の知ってるエノキタケとは全然ちがうのだが……。
ということで、別の株をあらためてGoogleレンズで調べてみると──
今度は「ナラタケ」
え〜、どっちなの? ブレるのやめて〜。どちらにしても毒キノコではなさそうだけど……。
角度が悪いのかと思い、真横アングルにスマホを向け、あらためてGoogleレンズで調べてみると──
「エノキタケ」
ジャッジ2-1でエノキタケ。調べてみると、野生のエノキタケは茶色い場合が多いらしいし、どちらのキノコもGoogle判定が正しければ食用。よし、収穫だ。今晩のごはんとして食してしまおう。
・調理
エノキタケもナラタケも、生食すると食中毒を起こすことがあるらしいため、帰宅後まず私がやったのは、「濃いめの塩水に30分ほど漬けておく」という下処理。紛れ込んだ虫を落とす意味もあるらしい。
その後、よく洗い、
熱湯に1分ほどくぐらせ、
冷水でシメて、野生エノキタケ(もしくはナラタケ)の下処理は完了としてみた。ちなみに、処理をすればするほどなめこ的にヌメヌメしてきた。
そしてベーコンやニンニクやパスタを用意して……
「野生エノキタケ(もしくはナラタケ)のペペロンチーノ」としてみた。
して、そのお味は──
まあ、おいしい。飛び上がるほど「激うま〜!」と言うほどではないが、いわゆるひとつの「普通にウマイ」。
食感はヌメヌメ&コリコリの「ヌメコリ系」とでも言おうか。私がイメージしているエノキよりも、かなりなめこに近い。
味も味で、そこはかとなくなめこっぽい。100%なめこではないが、遠くの方になめこがいるような感じである。
食べる直前まで「本当に大丈夫なのか?」とドキドキしながらのペペロンチーノ。こんなに緊張感のあるパスタは人生初だった。
ちなみに食べた直後も、翌日も、翌々日も、体調的には変化なし。おなかが緩くなるくらいはあるかなと思っていたが、いつも通りに健康だった。
用心するに越したことはないし、「Googleは信用しない派」の私だが、今回のキノコはGoogle先生の言う通り「エノキタケ」もしくは「ナラタケ」だった……と信じたい。
ちなみにGoogleの判断は100%真実ではないし、野生のキノコには有毒なものが多く、誤って摂取すると重篤な食中毒を引き起こす可能性もあるため、決して真似しないように。
【つづく】
参考リンク:Googleレンズ
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:Googleレンズ
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