ジョナサン・アンダーソンが「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターを退任
2015年春夏から「ロエベ(LOEWE)」のクリエイティブ・ディレクターを務めてきたジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が退任する。3月17日に自身の公式インスタグラムで退任を発表した。ジョナサン・アンダーソンは、11年に及ぶ「ロエベ」での取り組みにおいて最も誇りに思う功績のひとつとして、「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ(LOEWE FOUNDATION Craft Prize)」の創設をあげている。同賞は、現代のクラフトマンシップを讃えることを目的に2016年に創設され、2024年には124の国と地域から3900点を超える応募があった。
ジョナサン・アンダーソンが「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、日本との取り組みは多岐にわたり、売り上げも好調だった。2023年秋冬メンズコレクションのキャンペーンにアーティストの米津玄師を起用し、スタジオジブリとは『となりのトトロ』、『千と千尋の神隠し』 、『ハウルの動く城』と3度にわたってコラボレーションするなど、ジョナサン・アンダーソンの「日本愛」は広く知られてきた。