道頓堀「中座くいだおれビル」が2025年春に全館リニューアルオープン!
2025年春、くいだおれ太郎でおなじみの商業施設「中座くいだおれビル」(大阪府大阪市中央区道頓堀)が、全面リニューアルします♪
「中座くいだおれビル」全館フルリニューアル!
現在、地上6階、地下1階の構成で大阪名物にあふれるアミューズメントビル「中座くいだおれビル」。今回、2025年春に全面リニューアルオープンすることが発表されました。
「食(くいだおれ)」として飲食店舗の充実、大阪らしいエンターテイメントが楽しめる店舗、地域コミュニティの活性化を促す店舗など、「中座」や「くいだおれ」といった、道頓堀ならではの歴史や文化をこれまで通り継承しつつ、新たな“情緒・体験価値を高めるエンターテインメント空間”へと生まれ変わります♪
道頓堀の象徴「中座くいだおれビル」の歴史
この場所の歴史は、1661年に設立されたといわれている芝居小屋「中之芝居」から始まります。その後、「道頓堀五座」の一つ「中座」として、多くの演劇や歌舞伎の上演で賑わい、道頓堀の象徴的存在に。さらに再開発を経て、2009年に閉店した飲食店「くいだおれ」の名称を継ぎ、現在のビルになりました。その際には、大阪を代表するマスコット「くいだおれ太郎」も復活を遂げました。
また、「中座」には江戸時代から伝わる“芝衛門狸の伝説”があります。淡路島の芝右衛門狸が「中座」へ芝居を見に人間に化けて通っていましたが、尻尾から正体がばれ、犬に噛まれて亡くなります。その後、客入りが悪くなったことから「芝右衛門狸」を祀り、劇場は再び繁盛したそうです。
「中座くいだおれビル」の入り口横には、その伝説にちなんだ「道頓堀のお狸様」が展示されています。高さ約1メートルもある狸の人形で、「くいだおれ太郎」と共に来場者を出迎えています。
形を変えながらも道頓堀の歴史を伝え続けてきた施設がさらに進化!
大阪らしいエンターテインメント体験と「くいだおれ」が楽しめる、新たな道頓堀の注目スポットの誕生が楽しみですね♪
※【画像・参考】「中座くいだおれビル」