まちのPR動画コンペ 中学・高校生が技術を結集 最優秀賞は初対面ペア
中学・高校生が青葉区のPR動画を制作する、青葉区制30周年記念事業「まちのPR動画コンペティション」の最優秀・優秀作品表彰式が、11月4日の青葉区制30周年記念式典内で行われた。主催はイッツ・コミュニケーションズ(株)。
青葉区の魅力を未来へつなぎ、若者のふるさと意識や地域の絆を深める目的で、区内在住・在学の中学・高校生を対象に行われた同コンペ。3人以上のグループまたは個人(応募者同士で編成)で「青葉の魅力発信」をテーマに動画を制作。全5組が参加し、それぞれ最優秀賞(1組)、優秀賞(1組)、奨励賞(3組)が授与された。
最優秀作品は『まるっと一日、思い出だらけ』。軽快な音楽にのせて区内を巡る動画だ。制作したのは、市ケ尾高校3年の浅野太志さんと相模原中等教育学校3年の青木祐弥さんの個人応募者2人による「team初対面」。「都市と自然が共存する、青葉の良さを詰め込んだ欲張りセット」と作品を語った青木さん。浅野さんは「青木さんの映像技術と郷土愛はすごく勉強になった」と話し、互いの知識や技術に学ぶところも多かったそう。今後も共同制作をしたいと口を揃えた。
優秀作品の『快適なまち』を制作したのは、元石川高校放送部1年の佐藤竹琉さん、奥木隼人さん、品田黎さんによる「元石川SOS魅力発信隊」。青葉区のアクセスの良さを寸劇仕立てで紹介した。3人は「皆で作り上げたものが評価されて嬉しい、貴重な経験だった」と話していた。
受賞5作品は11月末までYouTubeで公開されている他、12月29日(日)午後6時からイッツコムチャンネル11(地デジ11ch)で放送予定だ。