「唯一、恐ろしい動物は人間であるべき」ラッセル・クロウが“裏の世界の殺戮者”に!『クレイヴン・ザ・ハンター』
「スパイダーマン」や「ヴェノム」シリーズのソニー・ピクチャーズが放つ、マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』が、12月13日(金)より日米同時公開される。残虐描写の超過激な狩りゆえに、映倫のレーティングは15歳以上が観ることができる<R15+>に指定された本作より、最新情報とメイキングカットが解禁となった。
悪名高き史上最強のハンター“クレイヴン”
クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに“百獣の王”だ。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか?<クレイヴン・ザ・ハンター>誕生の物語が描かれる。
息子を<容赦なきハンター>に導いた男の姿とは?
数々の名作に出演し、今年還暦を迎えますます魅力を増すアカデミー賞俳優のラッセル・クロウ。日本で熱狂的な大ヒットとなった『ヴァチカンのエクソシスト』で演じた悪魔祓いエクソシストの次に挑んだのは、マーベル史上最もバイオレンスなヴィランと悪名高いクレイヴンの父親であり裏社会で強大な力を持つ《冷酷な殺戮者》、ニコライ。本作のJ・C・チャンダー監督は「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と、ニコライを通して裏社会の暴力的な世界が描かれることも証言している。
ニコライは息子である少年クレイヴンに、「強き者だけが生き残る」「唯一、恐ろしい動物は人間であるべき」であるという自身の考えを叩き込むため、30人以上の人間を殺していると噂の巨大ライオンの狩猟に連れ出す。この狩りの際にクレイヴンは巨大ライオンに襲われて噛まれ、その血を体内に取り込んだことで<百獣の王>の力を全身に宿し、容赦なきハンターと化すことになる。
メイキング写真には、左手に猟銃を持ち、鬼気迫る表情で撮影に挑むラッセル・クロウの姿が捉えられている。生々しくリアルで厳しい世界を描いた本作で圧巻の存在感を放ち、過激さに拍車をかけるニコライの冷酷さと、対峙していくクレイヴンとの親子関係にも注目だ。
彼はなぜ自らの息子をヴィランへと導くことになったのか。果たして彼がもたらした“悪”と、クレイヴンの暴走していく<狩り>が行きつく先とは——?
『クレイヴン・ザ・ハンター』は12月13日(金)より日米同時公開