梅田中学校 吹奏楽部が初の全国へ 33人で挑む最後の大会
茅ヶ崎市立梅田中学校の吹奏楽部が、11月2日(土)に都内で開催される「第30回日本管楽合奏コンテスト全国大会」に初めて出場する。同部はA部門(35人以下)を選択。全国から35校、県内では同校を含め、2校のみの出場となる。
予選では、録音した音源のブラインド審査が行われ(審査員が演奏者の情報を得られないようにし、公平に審査すること)、「個人の技術が高い」「躍動感がある」など、審査員の4人全員から最高評価を受けた。
今年9月に初めて東関東大会に出場した同部。銀賞に終わり、全国大会への出場はならなかったが、大会からの帰り道、その日の演奏の録音を聞いた顧問の渡瀨崇行教諭は「これならいける」と、同大会の応募を提案。受験を控えている3年生も含め33人の部員全員での最後の大会出場が実現した。
演奏曲は東関東大会でも披露した「ゾウの足」。今年5月から練習を重ね、さらに完成度を上げてきたという。人数以上の音圧と、一人一人の高い技術を強みに最優秀賞を目指す。
部長の久保田わかなさんは「結果よりも、まずは楽しみたい」と話し、新部長となる2年生の望月莉央さんは「3年生と出場する最後の大会。気持ちを込めて演奏したい」と話した。