中原警察署 小杉駅で盗撮防止対策 大西学園生徒と協働で
中原警察署(佐藤智宏署長)は8月1日、大西学園高校(小杉町)の生徒6人と東急東横線武蔵小杉駅の構内で、ちかん、盗撮防止のステッカーを貼付した。
小杉駅周辺では今年に入り、16件のちかん、盗撮の被害届が出ていることから、その防止のために、同署では駅を利用する高校生と協働で対策しようと東急電鉄(株)の協力で今回実施した。
当日は、同校の1、2年生6人が参加。「背後からの盗撮に注意」「ちかん盗撮は犯罪」と書かれ、「見かけた方は110番通報を」と呼び掛けるステッカー8セットを、防犯用の鏡と共に駅のホームやエスカレーター、階段の途中に貼付していった。
参加した大山尚輝さん(1年)は「貼ることによってちかんが減ったらいい」と話し、児玉花恋さん(1年)は「やっている人を見たら声を掛けられるようにしたいし、自分も気を付けたい」と語った。同署の担当者は「薄着になる夏は、盗撮、ちかんが増える傾向にある。見かけたら通報してほしい。中原で被害ゼロを目指したい」と呼び掛けた。