【インターハイ⑪】弓道 平常心と勝負強さで 伊賀白鳳
7月23日から中国地方などで開かれている全国高校総合体育大会(インターハイ)「開け未来の扉 中国総体2025」に出場する、三重県伊賀地域ゆかりの選手たちに大舞台への意気込みを聞いた。
【弓道】31日から、鳥取県米子市・鳥取県立武道館
伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)弓道部は、2009年の統合開校後初となる、男女そろっての団体戦出場を勝ち取った。それぞれ前身の上野工業、上野商業時代以来、約20年ぶりのインターハイに向け、高い目標に向け練習に励んでいる。
1位のみがインターハイに出場できる県総体では、近年2位に甘んじることが多かった中、今年は終盤に高い集中力を発揮し、団体戦をともに優勝。更に男子では副主将の岸野悠さん(3年)が個人戦でも出場を決めた。
男女団体戦のメンバーは以下(五十音順)。
【男子】市村颯大さん、上村悠陽さん、岸野悠さん(3年)曽我本丈弘さん、西村玲久翔さん、福本榮斗さん(2年)【女子】福田珠來さん、松岡心さん、宮田菜花さん(3年)前田結月さん、山中梨愛さん、山本乃々華さん(2年)
顧問の濵地春男教諭と尾﨑由来教諭によれば、男子は既に全国上位を狙えるレベルで、苦しい状況でも落ち着いて臨めるよう、例年より練習試合を増やしてきた。何事も「いつも通り」を心掛ける女子は、個々のレベルアップによって勝負強さも安定感も増した。先輩後半関係なく、活発に声掛けができるチームワークも強みだ。
岸野さんは「いいメンバーが集まり、それぞれにやる気を持って取り組めている。気持ちと呼吸を合わせ、伊賀白鳳らしい射を見せ、団体でも個人でも入賞したい」、松岡さんと宮田さんは「チームの皆がライバルとして高め合える存在でもある。『いつも通り』をインターハイでも出せるように、最後まで楽しめたら」と抱負を語った。
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