今シーズン、現在までのベルテックス静岡について堀葵衣アナが振り返る!
フィン・ディレイニー選手の復帰、飛龍高出身・山本愛哉選手のアマチュア契約
SBSアナウンサー堀葵衣が好きなことを好きなように自由に話す、WASABI「ホリースタイル」のコーナー。今回のテーマは「ここまでのベルテックス静岡について」です。※数字は放送時点のもの
堀:今回はBリーグに所属する男子プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」今シーズンの様子についてお話します。ベルテックス静岡はB2リーグのチームで現在14勝12敗で西地区の3位についています。
ベルテックスの目標はB1昇格ですが、昇格するためにまずは「プレーオフ」という優勝決定戦に進出しないとなりません。3位というのはプレーオフ圏内なので、今のところいい調子だと思います。
そんな中、今月ニュースが2つ入ってきました。
1つ目はフィン・ディレイニー選手の復帰です。10月の後半からけがをしてチームを離脱していた70番のイケメンで(笑)高身長の外国籍の選手ですが、12月に復帰して早速活躍しています。すごく華のあるプレーをしてくれる見どころ満載の選手なんです。
次に、特別指定選手として神奈川大学在学中の山本愛哉選手とのアマチュア契約を発表しました。今後試合でフレッシュな活躍を見せてくれるかもしれません!飛龍高校出身で静岡にゆかりのある選手です。
鉄崎:へぇ〜。それは楽しみだね。
アルティーリ千葉との一戦
堀:そんなベルテックス静岡ですが、昨日私はアルティーリ千葉との試合を観戦してきました。
鉄崎:そのチームは強いの?
堀:なんと今シーズンの現在の勝率が96.2%のチームです。
鉄崎:うそでしょ?え〜!?
堀:昨シーズンはリーグ戦を通して勝率93.3%というB2のラスボス的存在なんですよ。そんなアルティーリ千葉と対戦して昨日、一昨日と2試合とも負けてしまいました。ただ、ラスボスですからただの負けではないんです。
10月にも対戦していますが、昨日、岡田雄三選手にインタビューしたところ、
「10月の対戦内容とは全然違う。負けたけれど成長した実感があり、課題も明確になった。ここまで積み上げてきたものを試すこともできた。ただ、自分たちの弱い部分も補修していかないと強いチームに勝ち切れるチームになっていかないので、まだまだ頑張りたい」と話していました。
前回ベルテックスについて話した時にも触れましたが、今シーズンは若手の選手が多く、監督も新しくなり、外国籍の選手の入れ替えもありました。新チームとしてやっていくうえで、1年間でどれだけチームとしての出来上がりが早いかが大事なことですし、若手が多いからこそ1年の成長も視野に入れたチーム構成にしてあって、後半になるほど成長がプラスされ、より強くなると思います。
鉄崎:若い力の台頭はチームとしていいことですね。
堀:難しい中でのスタートだったけど、今3位にいるのがすごいと思います。
鉄崎:うんうん。
堀:岡田雄三選手はチーム主軸のスタメン出場するポイントガードの選手ですが、ほかのポイントガードの2人がルーキーイヤー、1年目の選手なんです。昨日の試合は今年最後のホームゲームでしたが、後輩のポイントガードの選手について
「司令塔の役割になるので1年目の選手が担うのは難しいと思うがよくやってくれていると思う。ポイントガードにもさまざまな色があっていい。まだその個性が突出していないので今後彼らそれぞれの色がもっと出てくると監督も使い分けがしやすいし、そういったプレーを見せられるともっとベルテックス静岡としてもおもしろい試合が見せられると思う」と話していました。
今後のベルテックスが全然違うチームに変化していくのでは?とさらにわくわくが募りました。
会場の一体感や演出も魅力!アピールすればプレゼントがもらえる!?
堀:そしてベルテックスってやっぱり演出がめちゃめちゃ楽しいんですよ。鉄崎さんも試合を見に行った時に「熱波タイム」ってやったことありますか?
鉄崎:熱波タイム?
堀:タオルをみんなで思いっきり振り回してアピールする時間です。そこでDJに選ばれた人にはプレゼントがあります。さらに、チアからのボールをキャッチした人は缶バッチがもらえたり、YMCAを踊る時間があって、そこで全力で踊ってアピールすれば「焼肉飯店 京昌園」からプレゼントがもらえたりします。
鉄崎:いやぁ〜!それはうれしいなぁ。
次回ホームゲームは浜松市で1月4、5日開催。山形ワイヴァンズ戦
堀:次のホームゲームはB2昇格後初開催の浜松アリーナでの試合です。5000人収容でき暗転もできる国際試合でも使われている会場です。ここでベルテックスがどんな演出を見せてくれるか楽しみです。日程は1月4日(土)、5日(日)です。対戦相手は東地区の7チーム中6位の山形ワイヴァンズです。なかなか手強いチームだと思います。皆さんぜひ応援して、さらなるベルテックス静岡の成長を見守っていきましょう。
鉄崎:堀ちゃん、監督になったら?(笑)
堀:ということで今日の「ホリースタイル」はここまでのベルテックス静岡について、でした。
※2024年12月23日にSBSラジオWASABIで放送したものを編集しています。