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西日本初のアジアリーグ参戦!プロアイスホッケー『スターズ神戸』試合観戦ガイド【現地レポ】 尼崎市

Kiss

日本5・韓国1の計6チームが所属するアジア最高峰のアイスホッケープロリーグ「ASIA LEAGUE ICE HOCKEY(アジアリーグアイスホッケー)」の2025-26シーズンが9月に開幕しました。

今シーズンからは“西日本初”のプロクラブとして『スターズ神戸』が新たに参戦。これにより、関西でもアジアリーグの試合観戦が楽しめるようになりました!

11月1日、2日に『尼崎スポーツの森 アイススケート』(尼崎市)で行われたスターズ神戸のホーム開幕戦で“アイスホッケー観戦デビュー”を果たした記者が、会場の様子や試合の流れ、観戦時の見どころを紹介します。

【試合会場(ホームアリーナ)について】

スターズ神戸のホームアリーナ(本拠地)は『尼崎スポーツの森』と『神戸市立ポートアイランドスポーツセンター』の2か所。

今シーズンは主に『尼崎スポーツの森』のアイススケートリンクでホームゲームが行われる予定です。

尼崎スポーツの森 アイススケートリンク 外観

会場へのアクセスは、周辺駅からのシャトルバス(運行情報は尼崎スポーツの森公式サイトを参照)または自動車の利用がおすすめ。

尼崎スポーツの森 アイススケートリンク

アイスリンク内は当然ながら“冷えます”(気温約5℃)。観戦中も防寒対策が望ましく、薄手のダウンジャケットなどを用意しておくと安心です。

カテゴリー2の席

観客席はアイスリンクを囲む2階スタンドに設けられ、場所によって席のカテゴリーが分けられています。

観戦席の種類(尼崎スポーツの森)出典元:アジアリーグアイスホッケー公式サイト

とはいえ、リンク自体がそこまで広くない(観客席数:約2,000席)ため、どの席からでも十分に迫力あるプレーを楽しめる印象でした。

【試合観戦の流れ】

アイスリンクが暗転し、選手入場が始まります

試合観戦は、選手入場→オープニングセレモニー→フェイスオフ(試合開始)の流れで進みます。

選手入場の演出もなかなか凝っており、ビギナーでもテンションが上がること間違いなし。ペンライトを持っている人はぜひ持参を(持ってない人はスマホのライトでも代用可能です)。

11月2日の試合には、フィギュアスケート選手の坂本花織さんがゲストとして登場

アイスホッケーの試合におけるオープニングセレモニーは「フェイスオフセレモニー」と言い、リンク中央でゲストがパックを落とすセレモニーは、アイスホッケーならではの演出。

セレモニーが終わると、いよいよ試合がスタート(フェイスオフ)。

アジアリーグアイスホッケーの試合は1ピリオド20分×3ピリオド制で、各ピリオドの間には18分間のインターミッション(休憩時間)が設けられています。

※インターミッション中には観客参加型の氷上リレーやシュートチャレンジ、音楽演奏などの催し(アクティビティ)を実施。

会場ではアイスホッケーの基礎知識や観戦ポイントを紹介するリーフレットが配布されていたため、観戦初心者だけで訪れた場合も安心です。

【記者が感じた観戦の見どころ】

その1.スピード感あふれるスケーティング

試合中、選手たちはスケートリンクを縦横無尽に駆け回るのですが、防具を装備しているとは思えないスピード・瞬発力で、素人目にも“凄み”が伝わってきます。

スティックの全長は最大163cm。小柄な男性くらいあります

その2.スティックさばきの巧みさ

アイスホッケーはスティックでパックを相手ゴールに叩き込むスポーツですが、現地で観戦するとスティックが“想像以上”に長くて驚きます。

それを手足のように自在に操り、パックを巧みにコントロールする選手たち。この技術の高さも観戦時の大きな見どころと言えます。

その3.選手同士が激しくぶつかり合う肉弾戦

ボディコンタクト(身体的な接触)が多く、“氷上の格闘技”とも称されるアイスホッケー。パックをキープしている相手選手にタックルをかますシーンも多く、選手たちが壁に衝突した時の音や衝撃は「すさまじい」の一言。

力強く放たれたパックが壁にぶち当たる時の音も迫力があり、見ている側も自然と熱が入ります。

【グッズ・飲食ブースについて】

会場の外には、トレーラー型の「グッズショップ」が登場。

ユニフォームやアジアリーグの選手名鑑などが販売されていました。現時点でアイテム数はまだ少なめでしたが、今後のラインアップ拡充に期待です。

北海道・苫小牧に本拠地を置く『レッドイーグルス北海道』のグッズ

2階の屋外エリアでは、相手クラブのグッズも販売されていました。北海道や韓国など遠方チームのグッズを手軽にゲットできる貴重な機会なので、観戦記念に購入するのもありですね。

試合当日には「キッチンカー」も出店。軽食やドリンクが販売されており、ビール片手に観戦すればいっそう盛り上がりそうです。

試合終了後、観客に手を振る選手たち。次戦こそ“初勝利”を飾ってほしい!

11月のホームゲーム開催は11月7日、8日、9日の『HLアニャン』戦と、11月29日、30日の『H.C.栃木日光アイスバックス』戦。チケットはスターズ神戸の公式サイトから購入できます。


ホームアリーナ
尼崎スポーツの森 アイススケートリンク
(尼崎市扇町43)

ホームゲームスケジュール(2025-26シーズン)
● vs『HLアニャン』
11月7日(金)19:00~
11月8日(土)14:00~
11月9日(日)14:00~

● vs『H.C.栃木日光アイスバックス』
11月29日(土)16:00~
11月30日(日)14:00~

● vs『レッドイーグルス北海道』
12月6日(土)16:00~
12月7日(日)14:00~

● vs『横浜GRITS』
1月10日(土)16:00~
1月11日(日)14:00~

● vs『HLアニャン』
1月30日(金)19:00~
1月31日(土)14:00~
※ポートアイランドスポーツセンターで開催

● vs『東北フリーブレイズ』
2月7日(土)16:00~
2月8日(日)13:00~

● vs『東北フリーブレイズ』
2月21日(土)16:00~
2月22日(日)13:00~

● vs『H.C.栃木日光アイスバックス』
3月7日(土)16:00~
3月8日(日)14:00~

● vs『横浜GRITS』
3月14日(土)16:00~
3月15日(日)14:00~

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