石垣島は自然の宝庫! 島で楽しむ釣りと、家族旅行にオススメのスポット
家族旅行で行った石垣島が凄かった! 生物は天然記念物がいたるところに、また釣りの宝庫でもありミーバイのパラダイス。そして、これからは本格的な海シーズン。
私が訪れた最高にキレイなビーチを含め、釣りと自然を満喫できる石垣島の魅力をご紹介します。
石垣島ってどんなトコロ?
石垣島は沖縄本島から南西におよそ400km離れており、東シナ海に浮かぶ八重山諸島の主島となっている島。東京から約2000km離れており、飛行機でおよそ3時間半かかります。沖縄本島、西表島に次いで県内で3番目に大きい島で、南国温暖な気候と透明度が高い海に、世界中から多くの観光客が訪れる有名な島です。
石垣島の釣具屋さんは南側の離島ターミナル近辺にしかないので、川平方面(島の北側)に泊まる方は、事前に釣具などの購入をオススメします。川平方面から釣具屋さんへ行くと、車で30分以上かかるので注意が必要です。また、コンビニも島の南側、石垣市街地しか現在はないので同様にご注意ください。
ところで島の人はエギングでアオリイカ釣りをやる際、エギに反応しないアオリイカを、「ガキジャー」という久高バリで無理矢理引っ掛けて獲るやり方があるそうで、そんな商品が釣具屋さんに売っていました。中通しオモリに色を塗って目印にし、エギとすぐチェンジできるようエギケースに準備しているそうです。本州でもできそうな手法だと感じました。
島の釣具屋さんで見た驚きの商品
石垣島のオカッパリ釣り場は結構限られる
今回私の泊まったエリアは、島の北側に位置した川平方面でした。オカッパリをやる場所をGoogle MAPで調べていたところほとんどが遠浅で、30m岸から離れてもまだ膝下くらいの水深しかないため釣りにならないだろう…といった感じ。北側でオカッパリをやる際は、満潮時に限定されそうでした。
実際に満潮時のみエギングをしましたが、今回は時期外れであったこともあり、反応はありませんでした(時期的には3月いっぱいまでだそうです)。
そんなわけで、オカッパリのオススメ場所はやはり島の玄関、離島ターミナル周辺にある「サザンゲートブリッジ」近辺でしょうか。
この辺は比較的大きな船が通ることもあり水深が4~5mあるので、干潮時でも釣りが成立し、釣具屋さんも近くにあることから好条件の場所かと思います。ルアー釣りでもエサ釣りでも、潮の流れが早いのでいろいろな魚がねらえると思いますよ。
石垣島を船釣りで楽しむ!
石垣島で沖釣りを考えている方は、予め乗船予約をしておくのがオススメです。石垣島自体に遊漁船さんが少なく、当日は満船だったりするので、早めの予約が安心です。私も急遽、船釣りを楽しむことになり探しましたが、なかなか見つけることができず大変な思いをしました。
ちなみに、本州の釣り船よりもやはり燃料コストなどがかかるのか、少々割高のようです。
今回は「ファミリーフィッシング悠」さんにお邪魔
お世話になった「ファミリーフィッシング悠」さんは石垣市街地にありアクセスがよく、なんといっても、ガイド歴10年以上の船長が完全サポートしてくれるのが嬉しい遊漁船さん。また、市内であれば送迎もしてくれるということなので、車がない場合でも安心です。
まずは、ファミリーフィッシング悠さん得意の「泳がせ釣り」を楽しむため、エサとなるグルクン釣りからスタートしました。グルクンの釣り方はサビキ釣り。なんとも言えない引き応えで、とても面白かったです。
「泳がせ釣り」を体験
ある程度グルクンが釣れたら「泳がせ」開始です。なかなか釣れないだろうと思っていたら、グルクンを落とした瞬間にエサであるグルクンが逃げ惑う様子。あっという間に強烈なアタリがありました! しかし、すぐに根に潜られてしまいラインブレイク…。
そんなことを数回やっているうちに徐々にコツをつかみ、今度は小さいオジサンを泳がせていたところ、沖縄の代表的なミーバイである「ナガジューミーバイ(バラハタ)」を釣り上げました。そして続けて、「イシミーバイ(カンモンハタ)」も釣り上げることができました!
その後、泳がせはひと段落したのでエギング(ティップラン)にチャレンジ。石垣島では紫系よりオレンジグローが人気ということで該当のエギをチョイス。しかし残念ながら、この日イカは不在のようで(?)、レッドモンスターをゲットすることはできませんでした。
また、そのあとも試したかったルアー釣りに挑戦。60gのメタルジグからスタートしいろいろと試しましたが、この日はルアーへの反応も悪く、イカ同様にゲットとはなりませんでした。
もちろん釣りだけじゃない!
石垣島オススメのスポット
ところで、石垣島は釣りの宝庫でもありますが、自然と生き物のパラダイスでもあります。個人的にぜひ寄ってもらいたい場所などもご紹介しましょう。
石垣島でぜひ行ってほしい「米原ビーチ」
透明度が高く波も穏やかで、軽いリーフが広がった中に小魚もたくさん泳いでいる「米原ビーチ」は、ぜひ訪れてほしいオススメのスポットです。駐車場もシャワーもあるので、家族連れにはピッタリの場所。
私自身、各地のいろいろなビーチにも出向きましたが、米原ビーチの透明度は抜群に高く、ところどころに漁礁もあり、カラフルな魚がたくさん! 石垣島で一番オススメしたいビーチですね。
米原ビーチ
住所:〒907-0451 沖縄県石垣市桴海644
HP:なし
生物観察には「バンナ公園」
小さな子どものいる家族や、雨で海遊びができないときにとてもオススメな「バンナ公園」。世界の昆虫館などがあり、子どもは大興奮すること間違いありません。
またバンナ公園周辺では天然記念物も多く生息し、うまくいけば天然記念物の「セマルハコガメ」などにも会えるかもしれませんよ。
バンナ公園
住所:〒907-0023 沖縄県石垣市石垣961-15
TEL:0980-82-6993
HP:https://www.pref.okinawa.lg.jp/machizukuri/park/1012790/
夜の道路もお楽しみ
夜の道路観察も、普段出会うことのない貴重な生き物に遭遇できるかもしれないのでとてもオススメです。とくに北側は自然が多く、道路に天然記念物の「ムラサキオカヤドカリ」が歩いていたり、運がよければ「ヤエヤマセマルハコガメ」などに遭遇できるかもしれませんよ。
今回メインは家族旅行でしたが、石垣島は海がとてもキレイで自然も豊か、そして動物がたくさんでした。また、なんといっても魚の宝庫! 関東では馴染みのない魚にもたくさん出会うことができました。釣りで沖に出れば、「こんなにもアタリがあるのか!!」とびっくりすること間違いなしです。
なかなか家族旅行で釣り船に乗ることは難しいかもしれませんが、石垣島を訪れた際には、ぜひチャンスを見つけて船釣りにもチャレンジしてみてください。リフレッシュするには最高な楽園ですよ。
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レポーター
プロフィール:岸本 真彦
主にルアーフィッシングをメインに、仲間とワイワイフィッシングを楽しむのが大好き。釣り人との交流や情報交換を大切にがモットー。
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