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【加熱式タバコ】最安! グロー・ハイパー用「ラッキー・ストライク」現行全11種類吸い比べレポート

特選街web

歴史あるアメリカンタバコの代表銘柄の一つでありつつ、いまどき1箱430円という破格を実現しているBATの加熱式タバコ「グロー・ハイパー」用『ラッキー・ストライク』の現行全11種類(うち7種類はデザインリニューアル)。ヘビースモーカーの筆者が本気で吸い比べてみました!

「安かろう悪かろう」ではない、ワイルドさと気軽さを兼ね備えた加熱式タバコ界のコスパ・ヒーロー『ラッキー・ストライク』

全11種類のうち7種類のパッケージデザインが2025年4月7日より順次リニューアル

「もっとタバコを気軽に吸いたい」という人にとってのヒーロー的存在がBAT「グロー・ハイパー」用『ラッキー・ストライク』。最新のデバイス「グロー・ハイパー/glo HYPER」自体も2025年5月に税込定価 2,480円から1,480円に値下げされたので、さらに導入ハードルは低くなりました。

そもそも、いまどき1箱20本入りで税込定価430円はほぼ価格破壊。PMJのアイコスイルマ用「テリア」(580円)と比較すると、1日1箱の場合、30日で4,500円の差が付くのだから驚きです。

同社の低価格シリーズの「センティア」も530円、JTの「プルーム・エックス・アドバンスド」の「メビウス」「キャメル」も500円なので、その安さに凄みさえ感じます。

定番「アイコス イルマ」との違いは?

疑い深い人ならこの安さ、どこかに落とし穴があるのではないか、そう感じるでしょう。機種の最大の違いは、喫煙時間が「アイコス イルマ」が1本につき、最大6分間(※または14パフ)に対し、「グロー・ハイパー」は温度切替式で、スタンダードモード:最大4分30秒/ブーストモード:最大3分と、スタンダードでも1分30秒短いということです。次々新しいスティックを吸う、チェーンスモーカー気味の人には気にならないかもしれませんが、1本を長くじっくり吸いたい人だと、最初は早く終わりが来ると感じるでしょう。ただ急ぎの一服が多い人は、ブーストモードはおすすめです。以前の「グロー・ハイパー」はニオイがキツい(吸い殻も)という定評がありましたが、現在はスティック先端を密封する「StickSealテクノロジー」の採用で、ニオイの元となるタバコ葉がこぼれない構造になり、だいぶ軽減されました。

「ラッキー・ストライク」シリーズ全11種を吸ってみた

これが「ブルズアイ」

ちなみにラッキー・ストライクは、1871年にアメリカで誕生。赤いターゲットマーク(ブルズアイ)はアメリカ文化の象徴的存在です。大戦中には米軍兵士に支給され、永きにわたってマールボロと人気を二分するアメリカンタバコの代表格として君臨し続けています。

ブルズアイは採用されていないものの、そんな由緒ある血統を持つ、「グロー・ハイパー」用ラッキー・ストライクの最新版を吸い比べていきましょう。

レギュラー系(20本入・税込430円)

『ラッキー・ストライク・ダーク・タバコ』/今は落ち着いた不良のような渋い味わい!

紙巻きタバコではおなじみでも、加熱式タバコでは珍しい茶色フィルターを採用している野性派No.1の『ダーク・タバコ』。本革レザージャケットを思わせるスモーキーな香りに、ズシリとくるタバコ葉の旨みがクセになる仕上がりで濃厚派はこれ一択。スタンダードモードで吸っても、深みと濃厚さはバッチリ。紙巻きからの移行にもおすすめ。

「ブーストモード」で吸うと、喉奥にビリビリくるニコチンの辛い刺激がたまらなく強烈。StickSealテクノロジーだいぶで雑味が減り、吸い殻の臭いも気になりにくくなったのが地味にうれしい。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ』/昔はワルだったけど今はビジネスで成功を収めた紳士のような味わい!

以前はダークに近い野性味があったけれど、現在は酸味と苦味のバランスが絶妙な「大人の味」に昇華した『リッチタバコ』。ワルだった人がビジネスで一山当てて真摯になったような、危険な雰囲気を漂わせつつも落ち着いた紳士的濃厚味です。

『スタンダードモード』でじっくり味わうと上質な葉巻のような複雑さを感じ、深く吸い込みたくなるまろやかさ。豊かでセピア色なひとときを過ごすのにぴったりな深い味わいにスパイシーさがチラリ。

個人的に一番オススメしたいのは『ブーストモード』使用。紙巻きタバコを彷彿とさせるニコチンのキレが追加され、一気にフルボディな味わいに昇華するのです。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・スムース・タバコ』/すっきり爽快レギュラー

パッケージリニューアル無しの『スムース・タバコ』。酸味を前面に押し出したすっきり感が特徴です。バージニア葉特有の甘みもじんわり感じられるライトなフィールのレギュラー。いわゆるライトタバコ、マイルドタバコの王道を行く仕上げ方になっています。

「ブーストモード」になるといくぶん辛くなりますが、それでもやさしい。今では加熱式タバコ初心者にもおすすめできるマイルド仕様になりました。特に食後の一服にぴったりの清涼感です。

メンソール系(20本入・税込430円)

『ラッキー・ストライク・ダーク・メンソール』/ガツンと強烈パンチのスースー感!

野性的なダーク系タバコ味に強烈メンソールが加わった刺激MAXのコラボが『ダーク・メンソール』。『スタンダードモード』で吸っても鼻の奥までツーンとくる冷感。これは油断するとむせそうになる強烈さなので、メンソール上級者向けかも。

『ブーストモード』に切り替えるとメンソールが少し飛び気味になり、タバコ本来の深い味わいが浮き出てくる仕組み。夏場の暑い日に外で一服するのが最高に気持ちいい逸品です。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・メンソール』/目が覚める爽快刺激!

カプセルなしの王道メンソールタバコの『メンソール』。最初の3口ほどでペパーミントの鋭い刺激がピリッと効いて、目が覚めるような清涼感。ただ喫煙時間経過とともに落ち着いてくるので、長めの喫煙セッションでも疲れにくい設計です。

『ブーストモード』使用時はまさに目がバキッとするレベルの強刺激で、メンソール好きなら悶絶するほどの快感が得られます。吸い終わった後の口臭が気になりにくいのも高評価ポイントかも。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

フレーバーメンソール系(20本入・税込430円)

『ラッキー・ストライク・ダーク・イエロー・メンソール』/まるでカクテルを飲んでいるような

パッケージ変更無しの『ダーク・イエロー・メンソール』。トロピカルフルーツとスモーキー感の意外な相性が光る変わり種です。

『スタンダードモード』では南国風アロマがダーク系のクセをうまく中和してくれますが、後半にスモーキー感が強まるのが玉にキズ。『ブーストモード』で高温にするとパイナップルの甘酸っぱさが前面に出て、まるでカクテルを飲んでいるような感覚に。アロマ感が強めなので、好みが分かれるでしょう。

カプセルメンソール系(20本入・税込430円)

『ラッキー・ストライク・ベリー・メンソール』/王道フルーティー・テイスト!

通常時は上品なベリーの香り、カプセルを潰すと甘酸っぱい果実感が広がって、シンプルなタバコ味とのハーモニーがおいしい。『スタンダードモード』でゆったり味わいたい穏やかな王道フルーティー『ベリー・メンソール』。ケミカルさも少なく、万人向けと言っても過言ではない安定した味わいです。

『ブーストモード』で吸うと辛口メンソールに変身。ただタバコ感がやや薄れるかも。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・ベリー・ブースト』/ワイングラスでも傾けたのかと思うくらい、ジューシー!

加熱式タバコからベイプ製品に至るまで、人気の高いベリーメンソールとは言え、『ベリー・メンソール』に加えて、『ベリー・ブースト』まであるのに驚き。その違いはと、カプセルを弾けさせた後にあります。

『スタンダードモード』で吸うと、穏やかな甘酸っぱいベリー風味から一転、カプセルを潰すとつゆだく感のあるジューシーさが襲ってきて度肝を抜かれます。さながらワイングラスでも傾けたのかと思うくらい、ジューシー極まる味わいになるのです。

『ブーストモード』ではメンソールの刺激とベリーの甘みが絶妙にマッチ。ただ短い時間しか楽しめないのがさびしいかも。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・トロピカル・ブースト』/アジアンムードたっぷり

マンゴー&パインのエキゾチック香りが特徴の『トロピカル・ブースト』。『スタンダードモード』でそのまま吸うと、タバコ味が強すぎてトロピカルさが物足りないかもしれないけれど、ひそやかな南国風味はけっこうおいしい。

しかしいったんカプセルを潰せば、一気にトロピカルワールドに飛び込みます。マンゴーやパッションフルーツなどのクセのある味わいは強烈だけど、少々人を選ぶかも。日頃からアジアンフードに親しんでいる人におすすめ。

※2025年4月7日より順次パッケージリニューアル

『ラッキー・ストライク・トロピカル・スイッチ』味の切替の落差が特徴!

「ブースト」とまた趣向を変えている「スイッチ」シリーズ。その違いは、カプセルつぶしによる味の切替の落差にあります。「ブースト」はカプセルを潰す前も弱いフレーバーをまとっていますが、「スイッチ」はシンプルなメンソール味で、フレーバーを感じさせないのが特徴です。

そしてカプセルをつぶすと途端にフレーバーがあふれ出すという仕掛け。つまりシンプルメンソール味+フレーバーメンソールという2種類の楽しみを1本で実現できるのです。

この『トロピカル・スイッチ』も普通に吸うとシンプルな辛口メンソールたばこの味わい。しかしカプセルを潰すと、一気にトロピカルフレーバーへ劇的チェンジを果たします。 この落差はけっこう中毒性があるかも。

『ブーストモード』だと刺激が強すぎる上、カプセルを潰すタイミングが難しいので『スタンダードモード』を推奨します。

『ラッキー・ストライク・ベリー・スイッチ』/ベリー感はちょっと控えめ!

カプセルをつぶす前は、鼻の通りそうな辛口ペパーミント系メンソールな『ベリー・スイッチ』。「辛さメイン」のメンソール強者に刺さる仕様です。ただこちらはカプセル炸裂後のベリー感はあくまでアクセント程度で、酸味をマスキングする効果はあるものの、フルーツ好きには物足りないかも。

まあベリーだけで3種類。『ベリー・メンソール』も『ベリー・ブースト』もあるのでどれか好みに合うとは思いますが、この『ベリー・スイッチ』が一番ベリー感低めと感じました。

総評|コスパ最強の実用派がズラリ

『グロー・ハイパー』向け『ラッキー・ストライク』シリーズの最大の強みは、1箱430円という圧倒的コスパ。それでいて紙巻きになるべく近い満足感を提供することです。

とはいえ運用面で、ニオイの強さはけっこう課題でした。しかしスティック先端を閉じてタバコ葉を密封した「StickSealテクノロジー」により、喫味から雑味を大幅に削減すると同時に、ニオイの低減も実現しました。

中でもフレーバーメンソール派(カプセルメンソール派)には刺激的なラインナップが勢揃い。「周囲とお財布に優しい加熱式タバコ」に一歩近づいたと言えると思います。

製品サンプル提供●BAT

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