<自由な夫にモヤッ>まるで地獄!イヤイヤ期の娘にイラ「実家でリフレッシュしたい」【まんが】
私はイクコ。夫のケイスケ、2歳になる娘のノノカと一緒に暮らしています。ノノカは赤ちゃんのときからとても手のかかる子で、2歳になった今はイヤイヤ期真っ最中。おかげで私は毎日神経をすり減らしながら生活しています。ケイスケは家事も育児も協力してくれるのですが、それだけで私の苦労がなくなるわけではありません。あまりに疲れてしまった私は、1週間だけノノカを連れて実家に戻ることにしました。
2歳になる娘のノノカはイヤイヤ期真っ只中。自分のケアなどまったくすることもできず、ノノカにつきっきりの毎日……。
私たち夫婦が結婚したのは5年前。ずっとママになるのが夢だった私は、ノノカを妊娠したときは本当に幸せな気分でした。
「優しくて良いママになってみせる!」と意気込んだものです。そして「自分だったらきっと理想的なママになれる」と信じて疑いませんでした。
しかし実際に産んでみると、ノノカはすごく手のかかる子でした。赤ちゃんのころから毎晩のように夜泣きは当たり前。やたらと泣いて騒いでみたり、抱っこしていないと落ち着かなかったり……。私は初めての育児ということも相まって疲労困憊。心も体もどんどんボロボロになっていく気分でした。
イヤイヤ期に差し掛かったノノカは、何をしても「イヤ!」の一点張り。できるだけ優しく接したいと思っていても、ノノカのイヤイヤにつられて私までイライラしてしまいます。まさに負のループ。「このままじゃいけない」と思った私は、1週間だけ実家に戻ることにしました。
赤ちゃんのころから手のかかる子だったノノカ。本格的なイヤイヤ期を迎えて、お世話がさらに大変になりました。 しかし平日はほぼワンオペで誰にも頼れない私は、つきっきりでノノカに接するしかありません。ケイスケには「何かあったらオレの実家を頼ればいい」とは言われていますが、そう簡単に頼れるような状況でもありません。 そんな私にとって、実家はとても安らげる場所です。私はリフレッシュするためにノノカを連れて、2人で帰省することになりました。
妻子が帰省中、夫は何してた!?「……え、ゼッタイ許せない!」
さて1週間が経ち、名残惜しい気がしながらも、私はケイスケにLINEをしました。この1週間ほとんど連絡を取り合っていなかったので、久々の連絡です。まさか、このLINEのやりとりのせいでケンカになるとは思ってもいませんでした。
私はケイスケの言葉に怒りを覚え、すぐに電話をかけました。ケイスケはすごくオロオロしています。
実家に帰省していたこの1週間、両親にノノカのお世話をしてもらったり、ゆっくり寝かせてもらったりしたのはたしかです。でもだからって、この1週間育児に関して何もしていないケイスケがのんびりと過ごしていたのは癪に障ります。
私がノノカを連れて実家に帰っているときに、義両親と3人で食事に行っていたケイスケ。 私はそんなケイスケをどうしても許すことができません。だって私はずっとノノカの面倒を見ていたというのに、この1週間ケイスケは育児にはノータッチ。 私を気遣うような連絡をくれることすらなかったのですから。なんだか育児に奮闘している私のことをないがしろにされたような気分で、とても悲しいし悔しいです。 私は実家にしばらく身を寄せることにしましたが……両親が私の気持ちをわかってくれるといいなと思います。
「アナタなに言ってるの?」冷静な母の指摘。私ってワガママ!?
母はキョトンとした顔で私のことを見つめていました。
母は戸惑ったような顔をしています。私はそんな母の様子にもややイライラしてきました。
母も私の気持ちを理解して、「そうね、うちにいなさい」と言ってくれると思っていたのです。しかし母の反応は、私の予想とはまったく違うものでした。
母の言葉を聞いて、私は急にさっきまでの自分の行動が恥ずかしくなりました。電話で怒り、電源を落とし、しばらく帰らないだなんて、きっとケイスケからすれば疑問だらけだったことでしょう。なんだかばつが悪いので、少し落ち着いてからケイスケに「やっぱり明日帰る」と連絡しようと思います。
私とノノカが家を空けているあいだのケイスケの行動に、怒りを爆発させてしまった私。 「自分がいないときに両親と3人で楽しい時間を過ごすなんてありえない!」と憤りを感じていました。しかし母から冷静に諭されて、自分の考えの浅はかさを痛感しました。 ケイスケなりに気を遣ってたこと、義両親が息子を思って誘ったこと、いろんな理由が考えられたのに……。1週間も家を不在にするのに快く送り出してくれたケイスケに、今は悪いことをしてしまった申し訳なさでいっぱいです。 もう少しだけ時間をおいて、「明日帰る」と伝えるとともに謝罪をしたいと思います。
夫の反省「気づけずゴメン!」互いに気づかえる夫婦になるため!
私はノノカを連れて家に帰りました。夜になるとケイスケも仕事から帰ってきました。
なんとなく気まずい気持ちでケイスケを迎えると、ケイスケも同じような顔をしていました。私たちは向かい合って座り、話し合いました。
ケイスケは会社での出来事を話し始めました。同僚の言葉によって気持ちの変化があったようです。
「それぐらいのことで爆発しちゃうくらい奥さん、追い込まれてたんじゃないかしら……」という言葉が印象的だったようです。
「『自分ばっかり頑張ってる!』って思っているのかも」という言葉が胸に残り、私の怒りを想像できたのだそう。
ケイスケは帰省中、私たちの様子を聞いてきませんでした。振り返ると、実家でゆっくりリフレッシュすることができて、私の両親と楽しく過ごしているんだと思っていたようです。
母からたしなめられて冷静になった私は、翌日すぐにノノカを連れて家に帰りました。 ケイスケに謝罪をすると、なんとケイスケからも「ごめん」との言葉が。どうやら会社でパートさんから、「もっと奥さんに寄り添ってあげな」と言われたのだそう。 そのアドバイスを素直に受け取って謝れるあたりがケイスケの素敵なところだなと思えました。これからも2人で話し合うことを大切に、夫婦仲良くしていきたいと思います。