床の凹凸に皮脂やホコリが入り込む…。軽く拭くだけでスッキリ「クッションフロア」の“黒ずみ解消法”
お掃除スペシャリスト（クリンネスト1級）のaidogです。クッションフロアは、気づかないうちに黒ずみが目立ってくることがあります。細かい凹凸に皮脂やホコリが入り込んで、普段サッと拭いただけじゃ落ちないことも。そこで今回は、軽い力でスルッと落とせる黒ずみ対策と、きれいを保つコツをご紹介します。
クッションフロアの黒ずみにはアルカリ電解水がおすすめ
アルカリ電解水は、水を電気分解して作られたアルカリ性の水溶液です。成分はほぼ水でできており、合成洗剤を使わずに皮脂や油汚れを落とせるのが特長です。スプレーするだけで汚れを浮かせやすく、力を入れずに掃除できるのも魅力。クッションフロアに付きやすい黒ずみ（皮脂や油汚れ）とも相性がよく、日常の掃除に取り入れやすいアイテムです。
用意するもの
・アルカリ電解水
・クロス
・掃除機
・掃除用手袋
※アルカリ電解水は素材やワックス仕上げの床材によっては使用できない場合があります。手荒れ防止のため掃除の際は手袋を着用し、目や口の粘膜に触れないよう注意してください。ご使用前に必ず商品の表示や説明書をご確認ください。また、初回使用時は目立たない場所でテストすることをおすすめします。
掃除手順
ステップ1：ホコリや髪の毛を掃除機で吸い取る
まずは表面のホコリや髪の毛を掃除機でしっかり取り除きます。これをしておくと、拭き掃除のときにゴミを引きずらず、スムーズに汚れが落とせます。
ステップ2：黒ずみ部分にアルカリ電解水をスプレー
黒ずみが気になる部分に、アルカリ電解水を直接スプレーします。しつこい皮脂汚れに強いので、力を入れなくても汚れが浮きやすくなります。
ステップ3：クロスで軽く拭き取る
あとはクロスで軽く拭き取るだけでOK。
ゴシゴシこすらなくても汚れがスルッと落ち、使用後のクロスが黒くなるほど効果を実感できます。
きれいを保つコツ
クッションフロアを清潔に保つには、黒ずみがつく前の予防が大切です。たとえば週に一度の軽い拭き掃除を習慣にすると、普段は水拭きだけでも十分にリセットできます。また、汚れを見つけたときにすぐ部分的にサッと拭いておけば、小さな汚れのうちに取り除けて蓄積を防げます。さらに、出入口や水はねが多い場所にはマットやラグを敷いておくと、床に直接汚れがつくのを予防できるのでおすすめです。
清潔な床をキープするお手入れ習慣
クッションフロアの黒ずみは、実は軽い拭き掃除でも十分リセット可能。アルカリ電解水を使えば、余計な力を入れなくても、スッキリときれいに仕上がります。「週1回の拭き掃除」や「気づいたら部分拭き」の習慣を取り入れて、いつも清潔で気持ちのいい床をキープしましょう。
aidog／ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト１級取得・時短家事スペシャリスト