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スクリーンで出会う“あの名優”たち——6月日本公開の韓国映画ラインナップ6選

Danmee

©Danmee

昨年、本国で公開され大きな話題を呼んだ映画たちが、この6月続々と日本のスクリーンに上陸する。

アクション、サスペンス、ラブストーリーと多彩なジャンルに加え、クォン・サンウ主演の人気作『ヒットマン』の続編や、約21年ぶりのドラマ復帰を控えたカン・ドンウォンの最新作、さらに、ソン・スンホンが約6年ぶりに映画出演を果たす注目作まで勢ぞろい。

また、昨年よりジェジュンとのユニット“JX”として活動しているキム・ジュンスの、アンコール公演を収録したコンサートムービーも見逃せない。

韓国映画ファンはもちろん、初めて韓国映画を観る方にもおすすめの月となるのでは。

そこで本記事では、2025年6月に日本公開される注目の韓国映画6作品をご紹介する。(2025年5月15日現在)

(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!

『ヒットマン リサージェンス』(2025/119分)

2020年に公開された『ヒットマン エージェント:ジュン』の続編が、今年1月の韓国公開を経て、早くも日本に上陸する。

かつてNISの暗殺者で漫画家のジュンが、再び予期せぬ事件に巻き込まれ、型破りな戦いを繰り広げるアクション・コメディ作品だ。

主演はクォン・サンウ。チョン・ジュノ、イ・イギョンといった実力派が集結し、前作を上回るスケールとユーモアが炸裂する。

さらに、大ヒットドラマ『天国の階段』のチェ・ジウがカメオ出演しており、往年のファンにとっても見どころの一つとなっている。

本作は、6月13日よりシネマート新宿ほか全国でロードショー公開される。

●キャスト:クォン・サンウ、チョン・ジュノ、キム・ソンオ、ファンウ・スルヘ、イ・イギョン 他

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』(2024/118分)

韓国の作家パク・サンヨンによる連作小説『大都会の愛し方』に収録された「ジェヒ」を原作とした本作は、昨年10月に韓国で公開されたヒューマン・ロマンス作品である。

自由奔放に生きるジェヒと、秘密を抱えるフンス。正反対の2人が出会い、お互いの違いを認め合い、やがて一緒に暮らし始める——そんな繊細な人間模様を、都会の風景とともに丁寧に描き出す。

主演はキム・ゴウンとノ・サンヒョン。ノ・サンヒョンは本作で「第45回青龍映画賞」新人男優賞、「第11回韓国映画制作家協会賞」新人俳優賞を受賞し、今後の活躍が期待される若手俳優の一人である。

一方のキム・ゴウンも「第25回今年の女性映画人賞」にて演技賞を獲得しており、両者の自然体な演技が観る者の心に深く残る。

本作は、6月13日よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国にて順次公開される。

●キャスト:キム・ゴウン、ノ・サンヒョン、チョン・フィ、オ・ドンミン、チャン・ヘジン 他

『XIA CONCERT MOVIE:RECREATION ~キム・ジュンス 2024アンコールコンサート』(92分)

K-POP界を代表するレジェンドアーティストとして、そしてミュージカル界でも数々の記録を打ち立ててきたキム・ジュンス。そんな彼の圧巻のステージを映像化した初のコンサートムービーが、ついにスクリーンに登場する。

本作は、2024年4月27日・28日にソウル・蚕室室内体育館で開催されたアンコール公演『XIA 2024 ENCORE CONCERT Chapter1: Recreation』を収録したもの。

「Red Diamond」や「Pit A Pat」、「ROCK THE WORLD」などの代表曲をはじめ、進化を続けるダンスパフォーマンスや多彩な舞台演出を、劇場の大画面と音響で鮮烈に再現する。

さらに、公演の裏側やジュンスの想いを映し出す特別編集も加えられており、“ファンへの感謝”を込めたメッセージとしても心に響く一作となっている。

6月13日より新宿ピカデリーほか全国劇場にて公開。

『プロット 殺人設計者』(2024/99分)

2024年に韓国で公開された本作は、殺人を請け負い自己を設計する”殺しの設計者”たちがある依頼をきっかけに命を狙われる姿を描いたクライムサスペンス。

主演は、『新感染半島 ファイナル・ステージ』や『ベイビー・ブローカー』など数々の話題作に出演してきたカン・ドンウォン。

今年、約21年ぶりの主演ドラマが控える中、映画俳優としての存在感をあらためて示す注目の最新作となっている。

本作は、ジョニー・トーが製作し、ソイ・チェン監督、ルイス・クー主演で2009年に制作された香港映画『アクシデント/意外』のリメイク作品。

冷徹な計画の綻びと、予期せぬ事態に翻弄される主人公の心理を緊迫感あふれる演出で描いており、息詰まる展開から目が離せない。

6月20日より新宿バルト9ほか全国にてロードショー公開される。

●キャスト:カン・ドンウォン、イ・ムセン、イ・ミスク、イ・ヒョヌク、タン・ジュンサン 他

『秘顔-ひがん-』(2024/115分)

2024年に韓国で公開された本作は、人間の内に潜む“秘めた顔”を暴き出す、予測不能なサスペンス・スリラーである。

情欲に溺れる男と女、そしてそんな2人を見つめる男の婚約者——三者三様の秘密が交錯し、その仮面が剥がされるたびに物語は意外な方向へと転がっていく。

主演は、ドラマや映画で幅広く活躍してきたソン・スンホン。映画出演は『エア・ストライク』(2018)以来、およそ6年ぶりとなる。

複雑に絡み合う欲望と裏切り、そして真実に迫っていく展開は、観る者を一瞬たりとも油断させない。

本作は、6月20日より新宿ピカデリーほか全国にて公開される。

●キャスト:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン、パク・ジヨン 他

『脱走』(2024/94分)

最後は、イ・ジェフン主演の『脱走』をご紹介する。

2024年に韓国で公開された本作は、わずか2日間という限られた時間の中、命を賭けて脱北を試みる北朝鮮兵の姿を描いたサバイバル・アクションである。

主演のイ・ジェフンは本作では極限状態に置かれた兵士を体当たりで演じ、「2024 ELLE スタイルアワード」や「第15回大衆文化芸術賞」、「第44回黄金撮影賞」など、複数の賞を受賞するなど高い評価を得ている。

共演には、『D.P.-脱走兵追跡官』で注目を集めたク・ギョファンが名を連ね、緊張感と人間ドラマを深める演技を見せる。

国家と自由、仲間と信念のはざまで揺れる兵士たちの姿を、圧倒的な映像と迫真の演出で描き出す本作は、6月20日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー公開される。

●キャスト:イ・ジェフン、ク・ギョファン、ホン・サビン、ソ・ヒョヌ、イ・ソンウク 他

(ライター/ダンミ 編集部)

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