GW恒例!「見て 聞いて 触れて 感じる 昆虫展2025」あけぼの山農業公園にて5月3~6日開催【柏市】
約15年にわたり、子どもたちを中心に多くの人に昆虫の魅力を伝えてきた東葛昆虫愛好会は、今年から柏市民公益活動団体になりました。GW恒例の昆虫展が今年も開催されます。
触れて感じる体験型の昆虫展
「見て聞いて触れて感じる」のキャッチフレーズの通り、生きた昆虫を観察したり、奏でる音を聞いたり、実際に触って感じることができる体験型の昆虫展。
顕微鏡の画像を拡大して映し出すディスプレーで、昆虫の卵や幼虫、成虫の様子を親子や友達と一緒に観察できます。
タイミングが良ければアゲハチョウの幼虫が卵の殻を破ってふ化する姿や、その幼虫が殻を食べる様子も見られます。
「アゲハチョウにも種類によって卵を産み付ける植物が違います。例えばアオスジアゲハはクスノキに、ジャコウアゲハはウマノスズクサに卵を産みます」と解説するのは、同会の藤巻明子さん。
藤巻さんはアゲハチョウの卵を採集して自宅で飼育しており、毎年昆虫展に出展。
来場者に生態などを説明しています。
カブトムシやクワガタ、アゲハチョウの幼虫やカイコなどに触れることもでき、生きたヘラクレスオオカブトと一緒に記念撮影も。
また、公園内を回って自然の中にいる昆虫の生態を観察する屋外観察会も行われます。
柏市から世界まで多数の標本を展示
標本は、柏市周辺の昆虫から世界の珍しい昆虫まで、圧巻の1200点を展示。
そして、チョウのりん粉を紙に移してチョウの絵を描く、標本制作技法の一つ「りん粉転写」のワークショップは毎回人気です。
同会の齋藤瑞香さんは「チョウの羽のきれいな色や模様をそのまま紙に写し取れるのが魅力です」と話してくれました。
見て 聞いて 触れて 感じる 昆虫展 2025
日時/5月3日(土・祝)~6日(火・休)
午前10時~午後4時(6日~午後3時)
会場/あけぼの山農業公園 資料館2階
住所/千葉県柏市布施2005-2
料金/入場料500円(昆虫観察会やワークショップは別途)
問い合わせ
メール/kiberi.norio@jcom.home.ne.jp
東葛昆虫愛好会事務局 松岡
ホームページ/https://akebonoyama-nougyoukouen.jp/