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「メンヘラファクトリー」と言われた男性の体験談から考える“恋人との付き合い”で大切なこと

ウレぴあ総研

世の中には、付き合う男性がすべてダメ男になる【ダメンズファクトリー】もいれば、付き合う女性がすべてメンヘラ化する【メンヘラファクトリー】も存在するようです。

『メンヘラ』は、元は、 “メンタルヘルス(心の健康)に何らかの問題がある人”という意味でネット上で使われていましたが、最近では、主に恋愛関係において「感情の起伏が激しい」「面倒くさい」という特徴を持つ異性を表す際の言葉として用いられています。特に、女性に用いられることが多いです。

【メンヘラファクトリー】という異名を持つ男性の体験談から、男性との付き合いでメンヘラ化しないために大切なことについてお伝えします。

【メンヘラファクトリー】というあだ名を付けられるまで

今回お話を聞かせてくれたO氏は、千葉県在中の会社員。年齢は43歳。バツ2です。

O氏の元妻たちは、彼と結婚生活を送る中で、徐々にメンヘラ傾向が強くなっていきました。

離婚後に付き合う女性たちもなぜか次々とメンヘラ化。ついに周囲から【メンヘラファクトリー】と言われるようになりました。

O氏の元妻たち、そして付き合う女性たちは、いかにしてメンヘラになっていったのでしょうか?

1度目の結婚では命の危険を感じるほどの暴力を振るわれ…

1度目の結婚は20代前半の時。子どもが生まれた後、O氏は、妻が精神的に不安定になり、育児ノイローゼのような状態になっていることに気づきました。

それから、毎日仕事を早めに切り上げ、家事をして、子どもをお風呂に入れたり遊び相手になるなど、妻が一人の時間をとってリフレッシュできるよう尽くしました。

ところが、妻の状態は、良くなるどころか悪化していきました。

「今思えば、話を聞いてあげるとか気持ちに寄り添うとか、そういうことが彼女にとっては大切だったんだなと思います。良かれと思って育児や家事を積極的に引き受けてましたが、彼女の役割を全部奪ってしまったみたいで、ますます精神的に不安定になっていきました」

妻は、O氏に暴力を振るうようになっていきました。包丁を持ち出されたこともあるそうです。最終的には首を絞められ、「これ以上一緒にいるのはもう無理だ」となり、離婚することになりました。

2度目の結婚では家に不倫相手を連れ込まれることに…

mimot.(ミモット)

2度目の結婚は20代後半。2度目の妻は疑り深く、『スマホを勝手に見る』『荷物を勝手に漁る』などの行為が頻繁にありました。

また、構ってほしくなると過呼吸になり、思い通りにならないと暴力的になりました。O氏は妻から人生初の往復ビンタを食らったこともあるそうです。メガネが吹き飛ぶ威力だったとか。

離婚の原因となったのは、妻の不倫でした。O氏は、妻が不倫相手を家に連れ込んで行為を致しているところを目撃。しかもその不倫相手は、子どもが通っている習い事で一緒の保護者だったことが分かりました。

妻は離婚したくないと主張しており、O氏も「子どものことを考えたら離婚はしないほうがいいのかな…」と悩みましたが、心に受けた傷は深く、妻とこれ以上一緒にいることは考えられなくなりました。

メンヘラファクトリーは「自分に自信がない」女性に恋愛感情を抱く

mimot.(ミモット)

O氏は、最近別れた彼女からは、口論の最中に階段から突き落とされ、またしても命の危険を感じたそうです。

彼と深い関係性になる女性は、なぜ次々とメンヘラ化していくのでしょうか?

O氏のお話を聞いていくうちに、彼が好きになる女性には、ある重要な共通点があることが分かりました。

それは、「どうせ自分なんかを愛してくれる男性なんていないし」という言葉をよく口にする女性。つまり、『自分に自信をなくしている』『自己肯定感が極端に低い』女性です。

O氏は、そのような女性の言葉を聞くと、「この人を救いたい!」という気持ちが湧き上がり、恋愛のスイッチが入るのだそうです。

実際に交際が始まると、O氏は非常に献身的です。女性に優しい言葉をかけ、彼女たちの要望をできうる限りすべて受け入れます。料理が得意な彼は、日々の食事だけでなく、お弁当まで用意するほど尽くします。

『自信をなくしている女性』と『そんな女性を救いたくて尽くす男性』という構図は、一見お互いにピッタリで、幸せそうに見えます。

しかし、こうした「救いたい」という気持ちを基盤にした恋愛は、最初こそ充実感がありますが、長続きしません。対等な関係性ではないからです。人は、対等な相手に対して「救いたい」という欲求を抱くことはありません。

自信をなくしている女性が男性に尽くされると、その男性に深く依存するようになります。

尽くしている男性側は、時間が経つにつれ、「これだけやってあげているのに、その態度は何だ」と、不満が積もっていきます。そしてある日、我慢の限界がきて、相手を責めるようになります。

言われた女性側は、相手に深く依存している状態になっているため、その突然の変化に対応できず、パニックに陥り、感情の制御ができなくなります。そして、暴力的な行動や破壊的な行動、支離滅裂な言動をとるようになります。

O氏も、元妻や元彼女から暴力を振るわれるのは、相手に対する不満を堪えきれずに言った時が多かったそうです。

メンヘラ化しないために大切なこと

mimot.(ミモット)

男性との付き合いの中でメンヘラ化しやすい女性は、自分に自信がなく、自己肯定感が低い女性です。

そういう女性は、男性から優しくされると、強く依存してしまう傾向にあります。

相手に強く依存してしまう恋愛は、歪んだ関係性になることが多いです。自分がメンヘラになってしまう、あるいは相手がダメンズ化してしまう場合もあります。

男性と良い関係性で付き合いを続けていくためには、自分に自信を持つことが大切です。

『資格をとる』『やりたかったことに挑戦する』『行きたいところに行く』など、どういう自分であれば自信を持てるか?を考え、行動しましょう。

「男性からモテる、必要とされることが一番の自信になる」と考える人もいるかしれません。それも大切な要素ではありますが、男女の関係で得られる自信って案外脆いものです。それだけに頼らず、他にも自分の価値を感じられるようにしておきましょう。

本当の自信は、自分の力で考えて行動することで得られるものです。

また、自分の世界を広げることも、とても大切です。『趣味を作る』『人脈を広げる』などして、視野を広く持てるようにしましょう。

***

「私って恋愛でメンヘラの傾向があるかも…」と思う女性は、今日お伝えしたことを参考に、今後の男性とのお付き合いに活かしていってくださいね。

男性とは、年齢や立場や収入が大きく違っても、『持ちつ持たれつ』『対等な立場』で、お互いに支え合うことができる関係性を目指しましょう。

(mimot.(ミモット)/黄本 恵子)

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