自律神経を整える理想的な1日の過ごし方とは?
理想的な1日の過ごし方
自律神経を整えるためには、体内時計のリズムにあわせて生活するのが一番理想的です。早寝早起きや、1日3回の規則正しい食事が大切。決まった時間に起きて、決まった時間に食べ、決まった時間に働き、決まった時間に寝る。それが自律神経を正常に働かせるコツなのです。
私の場合は、毎朝5時に起床します。部屋のカーテンを開けて太陽の光をたっぷりと浴びてから、軽くストレッチをして体をほぐします。そのあと、ゆっくり朝食をとって、6時半には大学へ行きます。ずいぶん早くから働くと思われるかもしれませんが、朝は脳が最も活性化する時間帯です。この時間に物事を考えたり発想したり創造したりといった、頭を使う作業を行うのが最も効率的。単純作業は午後に回すほうが得策です。
夕食は就寝の3時間前までにすませます。なぜなら、胃が食べたものを消化するのに3時間を要するからです。夕食後すぐに寝てしまうと脂肪が蓄積され、眠りも浅くなってしまいます。その後は、ゆっくりお風呂に浸かって体を温め、十分にリラックスした状態で眠りにつきます。
こんなふうに1日を過ごせば、自律神経は自ずと安定します。とはいえ、いきなり生活を変えるのは難しいので、まずは下図に挙げた7つのことを意識的に行ってみましょう。繰り返すうち、規則正しい生活リズムが身についてきます。
1日の中で心がけたい7つのこと
1+いつもより1時間早起きをする2+起きたらカーテンを開けて日光を浴びる3+うがいをしてコップ1杯の水を飲む4+ゆっくり朝食をとる5+日中何度か深呼吸をする6+軽い運動をして入浴をする7+リラックスして、入眠する
習慣化することで、自律神経が乱れにくい体になり、不調も自ずと改善していきます。特に朝の行動は最も重要です。どれか一つからでいいので始めてみてください。
【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸