「笑いで認知症予防」を実証 21日にシンポ 参加募集
お笑いと健康づくりと題したシンポジウムが12月21日(土)、茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラス(茅ヶ崎市中海岸3の3の9)で開催される。時間は午後1時開会〜3時45分。国立長寿医療研究センター、立命館大学、湘南幼児学園の共催で、吉本興業が協力。現在、参加者を募集している。
立命館大学と国立長寿医療研究センターは、「お笑い」の力に着目し2023年に吉本興業の協力を得て「笑うこと」が高齢者や介護者の心身の健康や生活の質の向上につながるかについて検証を開始。24年からは茅ヶ崎市でも同様の介入研究を進めている。
シンポジウムでは、こうした「お笑いのちから」をテーマに河野太郎衆院議員、佐藤光茅ヶ崎市長、同センター・もの忘れセンター長の武田章敬氏をパネラーに迎えパネルディスカッションを行うほか、介入研究のこれまでの効果を説明。また、お笑いによる認知症予防プログラムの一環として吉本芸人の木下弱さんが簡単なレクリエーションを実施する。閉会後には景品がプレゼントされる。
共催する湘南幼児学園の田中重徳理事長は「お笑いと健康の効果を紹介し、物忘れが気になる、子どもの認知能力を高めたいという声にこたえたプログラムも用意しています。ご家族で参加してほしい」と呼び掛ける。
参加無料。希望者は上記二次元コードから申し込みを。詳細は同センター内もの忘れセンター認知症ケア研究室【電話】0562・46・2311。会場には駐車場がないため、近隣駐車場または公共交通機関の利用を。