中学生がIT技術を体験 西湘高校で公開講座
県立西湘高校がこのほど、公開講座「VR体験で君は何をつかむ?」を行い、県西地域の中学生と保護者26人が参加した。同校は文部科学省が今年度から開始した高校でのデジタル人材育成を目的とした取り組み「DXハイスクール」に採択され、IT技術を活用した授業の計画を進めている。
今回の講座は先端IT機器を中学生に体験してもらう目的で、VR、IoT、ドローンの講座と体験会が行われた。メインとなるVRでは、ロジックデザイン株式会社(市内栄町)の村田祐一郎代表が講師となり、VRヘッドセット「MetaQuest3」を体験。中学生は目の前に広がる仮想空間に驚きの表情を見せながら、手を動かすなど疑似体験をした。参加した中学生は「これからの未来に必要なことを学べて勉強になった」と話した。