記念のラーメン召し上がれ 地元店とコラボメニュー考案
大曽根小60周年を記念し、5年4組の児童らが、地元ラーメン店の協力のもと、オリジナルラーメン作りに挑んだ。今年8月から始まった取組み。協力したのは同小の卒業生で、樽町にあるラーメン店「麺処誠信」の店長、角田信行さん(35)。「母校の60周年のお祝いに貢献できれば」とコラボメニュー考案のオファーを受けた。
児童らは「美味しいだけでなく、見た目も楽しく」や、「大曽根らしさ」を目指し、特別感を出すために「横浜野菜」を取り入れた。さまざまな食材を試した結果、かぼちゃをベースにしたラーメンに決定。メニュー名は「60周年スペシャル激旨かぼちゃポタージュラーメン」だ。特徴は、「スープが甘くとろみがあり、とてもおいしく病みつきになる」という。また取組みの中で、コラボを知らせるポスターやランチョンマットも作成した。
11月27日には家庭科室で完成披露会が行われ、児童らは角田さんから火加減やゆで時間のアドバイスをもらいながら調理し、完成したラーメンを試食した。鈴木真澄さんと中村健人さんは「平太麺がポタージュにからんでおいしい」「野菜がいっぱいなので栄養も摂れる」と感想を述べた。本田凛歩さんは「麺をちょうどよい柔らかさにゆでるのが難しかった」と調理の苦労を語った。
「支えてくれる地域の皆様に食べてもらいたい」(児童ら)と、同ラーメンは麺処誠信(樽町2の2の18)で来年1月末まで販売される(12月28日〜1月2日は休業)。販売価格は1000円。
なお6年3組では「地元愛」をテーマに、地元ハンバーガー店とのコラボ商品を開発している。