厚木の未来、市民の意見は 盆踊り大会でアンケート
厚木市は、複合施設の建設に伴う市役所本庁舎敷地の跡地活用と、第11次厚木市総合計画の策定に関する市民の意見を募ろうと、7月27日にアンケート調査を実施した。
実施場所は厚木中央公園で開催された厚木北地区盆踊り大会で、それぞれのテーマに関する設問項目にシールを貼りつけて回答してもらった。
本庁舎の跡地活用では、どのような場所になることを期待しているかをたずねた。最も多かった意見は「多世代交流・にぎわいの拠点がほしい」で33・3%。次いで「プロスポーツやコンサートを楽しみたい」(26・7%)、「文化・芸術鑑賞を楽しみたい」(15・7%)、「災害時の避難所等として利用したい」(14・8%)と続いた。
2026年度からスタートする新たな総合計画に関する質問では、今後10年の厚木のまちづくりについて期待することなどを聞いた。「子育て・教育環境の充実」を挙げた市民は29・5%に上り、「中心市街地の生まれ変わり」は17・4%、「福祉の充実」は14・7%、「スポーツ・文化芸術・歴史の振興」は9・5%。「その他」「全部」を除き最も少なかったのは「環境への取組」で3・7%だった。