新潟大学が企画展「人びとの姿からみる『にいがた』」を開催
萬代橋と旧制新潟高等学校の学生(新潟市1934~1937 年)プレスリリースより
新潟大学人文社会科学系附置地域映像アーカイブセンターは、企画展「人びとの姿からみる『にいがた』」を開催する。
新潟大学人文学部が設置運営を中心的に担っている同センターは、新潟地域の生活のなかに残された古い写真や動画などの映像資料の発掘・デジタル化・保存およびその内容の整理・分析を行うことにより、映像メディアの社会的なあり方を再考し、映像を新たな社会の文化遺産として甦らせるべく活動している。
本企画展では、同センター所蔵のデジタルコレクションを代表する、家族・地域・なりわい等に基づく多様なコミュニティが生んだ映像を展示。そこに映し出される人びとの姿からは、どのような「にいがた」のあり方がみえるのか。
展示期間は3月1日から14日、毎週月曜日は休館となる。新潟大学駅南キャンパスときめいと(新潟市中央区)多目的スペースにて開催。
今後新たに公開を予定している、同校の源流をなす旧制新潟高等学校・新潟医科大学の関連資料や、1964年に発生した新潟地震時の8mm動画などのデジタル化資料を先出し公開するとともに、近年のセンターの活動を併せて紹介。地域映像アーカイブの現在地から、今後の実践・研究の可能性を探る。
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