“料理嫌いママ“の強い味方「自動調理器」 簡単! 野菜嫌いの子どもが最後の1滴まで飲み干す奇跡のレシピ
料理が苦手なママにとって「ホットクック」は強い味方。簡単な下ごしらえでおいしく仕上がり、味が決まりやすく、子どももよく食べるので家事の負担が軽減します。子どもに特に好評なレシピも紹介します。
野菜嫌いの子どもたちが食べ尽くす奇跡のメニュー(画像紹介)10歳と4歳の男の子きょうだいを子育て中のエニママライター、笹川かおりです。
今回は、時短家電として子育て世代に人気の自動調理器「ヘルシオ ホットクック」(シャープ)の魅力を、料理が苦手・嫌いなママの目線からレポートします。
「ホットクック」といえば家事の効率化を目的に購入する人が多い印象ですが、単に料理が苦手・嫌いなママにとっても強い味方になってくれるアイテムです。
この記事では、まさにお料理苦手ママの筆頭(?)である私が、忖度なし、正直ベースでホットクックの魅力をご紹介します。
日々の食事作りは、多くのママにとって負担が大きいもの。私と同じように料理を苦手に感じているママがいたら、ぜひ私の本音のレポートをご覧ください。
料理が嫌い・苦手なママの頭の中はこうなっている
みなさんをぎょっとさせてしまうかもしれませんが、「料理が苦手・嫌いなママ」の頭の中はこんな感じです。
まず献立を考えるのがイヤ
料理が苦手・嫌いだと、献立を考えるのが楽しくありません。料理を作るプロセスにも、出来上がりにもワクワクできないため、気が乗りません。
さらに「冷蔵庫の残りものをうまく使い切る」というタスクまで加わるのが家庭料理。料理好きのママ友は「どう使い切るか考えるのが楽しい」「腕が鳴る」などと言っていましたが、信じられない……! 私はしょっちゅう、考えるのをやめて現実逃避しています。
食材を切るのもイヤ
食材を切るのも好きではありません。ひとり暮らしをはじめて以来、20年以上自炊生活を続けていますが、仕方なくイヤイヤおこなうからか、ちっとも上手にならないのです。
そんなスキルなのに、食材の切り方となると「この野菜で煮込み料理を作る場合、どんな切り方がベストなんだろう」「○○切りの正しい方法は?」などと考えてしまい、疲れてしまいます。家庭料理なんだから適当に切ればいいものを、なんとかおいしく作りたいという気持ちが捨てきれないのがツラいんです。
味つけもイヤ(味付けの勘所がない)
私はおいしいものが大好きなのですが、料理の味つけはなぜかうまくいきません。おそらく食材への火の通し方といったほかの要因もあるのだろうと思うのですが、「おいしい!」と思える味にはめったになりません。
このような、たくさんの「イヤ」を乗り越えてできあがった料理を、子どもがぜんぜん食べてくれなかった日には……。心が折れる、を通り越して、「もう作らない!」とキレたことも一度ではありません(子どもたちよ、あのときはごめん)。
「料理が嫌い・苦手」を助けてくれるホットクックの魅力3つ
そんな私の悩みを軽減してくれたのが「ホットクック」です。はじめは私も時短調理を目的に購入しましたが、私にとってはそれ以上のメリットがありました。
ホットクックの何が私の負担を減らしてくれたのか、具体的に3つご紹介します。
おおざっぱな下ごしらえでもおいしく仕上がる
中までしっかり火が通るため、野菜は大きめのざく切りでOK(むしろ小さく切ると、溶けてなくなってしまうことも)。肉も箸で切れる柔らかさに仕上がるので、鶏もも肉や豚バラなどほぐれやすい肉は切らずにそのまま調理できます。
味が決まりやすい
ホットクックで調理した食材からはあまみ・うまみがたっぷり引き出され、少し調味料を加えるだけで、「これはおいしい!」と味がバシッと決まります。
ホットクックユーザーの間では、「食材の総重量×0.5~0.9%の食塩」で味が決まると言われています。「疲れ果ててレシピすら見たくない」ときには、材料を刻んで総重量を計り、それに0.5%の食塩を入れて調理すればOK! おいしいおかずに仕上がります。
子どもが食べてくれる
ホットクックで作った料理はおいしいようで、とにかく子どもがよく食べてくれます! 「やっぱり子どもは、食材由来の自然のうまみが好きなんだな」と、ホットクックを使うようになって改めて感じています。
以前は「イヤイヤ作る→子どもが食べない→ママのイライラが止まらない」という負のループばかりだったのが、今は「ホットクックでささっと作る→子どもが食べる→ママがゴキゲンでいられる」という好循環に
我が家で大好評のメニュー
ポトフ
キャベツ・たまねぎ・にんじん・じゃがいもといった野菜を大きめに切り、ソーセージやベーコンと一緒にコンソメで調理するだけの簡単ポトフ。具材から出汁がたっぷり出るので、スープの素の量は通常よりも少なめでOKです。
野菜嫌いな我が家のきょうだいが、スープの1滴まで飲み干す奇跡のメニュー。普段はキャベツやたまねぎを食べるのを渋る次男も、「やわらかいおやさいならおいしい!」と言いながら完食してくれます。
最初はホットクックの公式レシピどおりに作ってみて、徐々に自分仕様にアレンジしていくのがおすすめです。
最後に、我が家の男児2人(+夫)に特に人気が高いメニューを2つご紹介します。
大きめに切った食材・調味料・水を入れたら、フタを閉めてセットするだけ。ソーセージはそのまま入れてしまいます。
約一時間で、長時間じっくり煮込んだようなやわらか~いポトフが完成します!
参鶏湯風おかゆ
ホットクックの公式レシピ「サムゲタン風スープ」を笹川家流にアレンジした「参鶏湯風おかゆ」も、我が家の男子たちから大人気のメニュー。
手羽元8本、米1合、小口切りのネギ1本、しいたけ適量、にんにく2カケに水を1リットル入れ、「手動>煮物をつくる(まぜない)」で1時間加熱するだけで完成です。各自で塩気を調節しながら食べます。
ボリュームたっぷりに仕上がりますが、4人家族が夕飯でぺろりと平らげてしまうおいしさ! 私は参鶏湯風おかゆの日は、これ以外におかずは作りません。楽すぎて最高です!
料理が苦手・嫌いなママにこそホットクックがおすすめ!
・食材は適当にざく切りすればOK
・味つけに困ったら「食材の総重量×0.5~0.9%の塩」でOK
・食材と調味料を入れたら、あとはボタンを押して出来あがりを待てばOK
このように、ホットクックは料理が苦手・嫌いなママを救う調理家電です。また、普通に料理するときと比べると調理時間を短縮できるので、私は浮いた時間を意識して子どもとの時間に使うようにしています。
料理についての負担が少なくなるだけでなく、ママの持ち時間も増やしてくれるホットクック。もはやもう、これなしでは生きていけない私の「育児のマストアイテム」です!
※記事内写真はすべて撮影:笹川かおり