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晴れた日は暑さにやられてしんどい、雨の日なら湿気に蒸されてしんどい…梅雨から夏にかけてのこの時期は、どうにも疲れや心地の悪さが溜まって体調を崩しがちって人も多いのでは？

そんな時には、スパイスの効いたカレーでパワーチャージ！っていうのはいかがでしょう。

ということで、今回は富山県富山市に2024年6月オープンした“やさたまカレー”の店「雨と雪」に行ってきました。

2024年6月オープン！

富山のご当地カレー“やさたま”が味わえる店

“やさたまカレー”とは、富山市内を中心に40年以上愛されるご当地カレー。とろっとした欧風カレーに野菜入りのオムレツのトッピングが特徴で、市内には“やさたまカレー”を看板に掲げる名店が何店舗もあります。

そんなカレー店に新たに仲間入りした「雨と雪」は、国道8号の金泉寺交差点からやや南東の方向、工場や住宅が立ち並ぶのどかな場所にあります。富山や石川で調剤薬局を展開するビッグライムという会社の敷地内、駐車場の奥の方です。

外観はまるでカフェのようなオシャレな印象。

テラスにはピーマンやナスなど、季節の野菜が植えられていました。店のスタッフによると、育った野菜はカレーのトッピングなどで提供するそう！

焙煎コーヒーのような香ばしい風味

絶妙なバランスの「やさたまカレー」

ふわとろやさたまカレー　900円

こちらが「雨と雪」のやさたまカレー。

カレーというと茶色いイメージですが、この店のルーはかなり黒っぽい印象です。

ひと口食べてみると…とっても香ばしい！

まるでコーヒーを焙煎している時のような豊かな風味が口の中に広がります。家庭で食べるカレーとはまったく違う味わいです。

ポイントは、たまねぎ。

焦げてしまう一歩手前、ほんの少し焦げ目がつく…というところまでじっくりと炒めて、そこに10種類以上のスパイスがブレンドされたカレーパウダーやジンジャーパウダーなどを加えています。ルーができあがるまで、なんと約6時間もかけて作るんだとか。

とっても奥深い味わいで、そして…けっこう辛い!!

「辛さは調整できますが、うちの“普通”は、他のお店の辛口と同じくらい。うちの“ひかえめ”が他のお店の普通くらいです」と店員さん。

食べ進めていくうちに汗が噴き出して止まらなくなるほどの辛さですが、たまねぎのコクでスプーンは止まりません。辛めや大辛を頼むには相当な勇気が要りそうです…。

そんな辛～いルーを中和してくれるのが、“やさたま”の存在。

シャキシャキのたまねぎとエリンギが入ったふわとろの半熟オムレツで、濃厚なたまごがカレーの辛さをマイルドに包み込んでくれます。

なんとも絶妙なバランスです。

ちなみに、辛さもさることながら、ボリューム感もなかなかのもの。

ごはんは普通盛りで300g、小盛りでも230gあるそうです。特盛りにすると500g！ルーがお皿からこぼれそうなほどのボリュームになるんだとか…。

おでかけの際はおなかをペコペコにしていくのをオススメします！

ごはん少なめでチキンカツや素揚げ野菜も！

いろいろ食べられる「雨雪カレー」

雨雪カレー　1100円

女性に人気というのが、「雨雪カレー」。

ごはんは150gと少なめで、やさたまのほかにチキンカツが1枚、素揚げにした野菜もトッピングされています。

野菜にお肉、あれこれ食べたい！という時にぴったりですね。

野菜は季節によって変わるそうで、今後は外のテラスで育てている自家栽培の野菜もここに加わるようです。

スープと漬物はセルフサービスで

福神漬けとショウガの漬物、スープはセルフサービスとなっています。

たまねぎ入りのコンソメスープはコショウが効いて、スパイシーなカレーの味をいっそう引き立ててくれること間違いなし！

体を芯からあたためてくれるので、夏バテにも効きそうです。

店の方によると「かしこまらず、ファストフードみたいに気軽に食べに来てほしい」とのこと。

ほとんどのカレーはテイクアウトもできるほか、ルーだけのお持ち帰りもできます。日常使いできるカレー店、この時期のバテ気味な体にパワーをチャージできそうです。

店舗情報

【雨と雪】

住　所　富山市一本木217-1
営　業　11:00～14:30（L.O.14:00）
定休日　月・火曜

電　話　090-1430-6690

※持ち帰りの場合は容器代として+30円（容器持参の場合はかかりません）

記事編集：nan-nan編集部