【む?】吉野家初の麺類『牛玉スタミナまぜそば』を食べてみたらギャップがすごかった
とりゃーーーーー! 2025年7月4日、つまり今日!! 吉野家初の麺類『牛玉スタミナまぜそば』の発売が始まったゾォォォオオオ! おいおい吉野家の麺類とかワクワクしかねえ!! 吉牛ならぬ “吉麺” の爆誕や!
というわけで、はやる気持ちを抑えつつ、やや小走りで吉野家へ直行!! 話題の『牛玉スタミナまぜそば』を食べてみることにした。すると……。
・吉牛
今さら申し上げるまでもなく、吉野家といえば「牛丼」である。牛丼への情熱は他社よりも抜きんでていて、今でこそ販売している焼肉系や、から揚げも導入はかなり遅かった。
それが一途なのか頑固なのかは評価が分かれるところだが、いずれにせよ「吉野家 de 麺メニュー」は画期的な試みと言っていい。逆に言えば『牛玉スタミナまぜそば』に相当な自信があるのだろう。
・1人前767円(税込)
さて、発表によれば吉野家初の麺類『牛玉スタミナまぜそば』は「暑い夏でもさっぱりと食べやすい商品」とのこと。もちろん具には吉野家の牛肉が使用されているらしい。
価格は1人前767円(税込)で、生玉子か温玉を選択可能。また注文が入ってから麺を茹でているのだろうか、牛丼や他のメニューと比較すると提供にはやや時間がかかった(遅いワケではない)。
・おや?
で、やって来たまぜそばは「メイン(麺と具)」「たまご」「タレ」の3部構成。よく見るとタレは「にんにくマシマシから揚げ超特盛丼」などに添えられているものと同じ系統のタレのようだ。
さっそく麺・具・タマゴ・タレをよくよく、よくよく、よくよく混ぜていく。混ぜている間もにんにくの香りが鼻を刺激するため、これは相当なハードパンチャーであるに違いない。ところが……。
意外とパンチがないな?
香りと味のギャップに驚きを隠せないが、味自体は意外にもサッパリ系と申し上げていい。麺を水で締めていることもあるが、味の方向性としてはガツンと系と見せかけたサッパリ系であった。
そのため「濃厚」「ガツン」「パンチ」とは程遠く、あくまでガツンとしているのは香りだけ。吉野家の言うとおり「暑い夏でもさっぱりと食べやすい商品」であることは間違いない。
・油そばではない
一方で “まぜそば” としてみた場合、やや物足りなさを感じたのも事実。その理由は “ツルッと系” の麺を使用しているため麺に味が絡みにくいからで、いわゆる「油そば」とはインパクトが大きく違った。
なので吉野家の『牛玉スタミナまぜそば』は「サッパリ系」を求めてるならイメージ通りだし、逆に「ガツンと系」を求めてるならギャップがあるかもしれない。俺はてっきりガツンと系だと思ってたな~。
なお、キムチ・とろろ・ねぎラー油などでカスタム出来るところは『牛玉スタミナまぜそば』は強みであろう。キムチであればある程度のパンチ力不足は補えそうだ。
とはいえ吉野家の麺メニューは始まったばかり。1年後はわからないが、10年後、20年後は「牛丼の吉野家」ではなく「まぜそばの吉野家」になっている……かもしれない。
参照元:吉野家
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.