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2月22日の『猫の日』を、本気で猫のために使う3つのアイデア 猫ファーストな1日にしよう!

ねこちゃんホンポ

1.愛猫の健康診断に行く

将来的に、人間の寿命は100年、猫は30年まで延びる可能性がある、と言われています。愛猫に元気で長生きしてもらうには、栄養バランスのとれた食事や適度な運動などを心がけ、健康維持に努めることが大切です。

さらに万全を期すためには、定期的な健康診断がとても重要です。猫は、身体の不調を隠しがちな動物で、いつの間にか、深刻な状態になっていることも珍しくありません。病気の早期発見につながる健康診断は、愛猫の健康を守るうえで不可欠なテーマです。

ところが、愛猫の病院嫌いも手伝って、行ったり行かなかったり、あるいは毎年、時期が大幅にずれ込んだり、日頃から多忙な飼い主さんにとっても、健康診断はつい先延ばしにしやすい問題かもしれません。

言うまでもなく、定期的にやってこそ、健康診断は価値があります。

2月22日、猫の日をあえて「健康診断の日」に設定すると、動機づけも高まり、恒例行事のように、健康診断を受けやすくなるはずです。「一日でも長くいっしょに」という大命題のために、この日ばかりは愛猫に病院嫌いを返上してもらいましょう。

2.保護猫活動団体へ寄付する

愛猫という枠をさらに押し広げて、「猫全般」のために何かしたいと考えている飼い主さんには、動物愛護団体への寄付が最適かもしれません。

2022年のデータでは、一年間で9000匹以上の猫が殺処分という悲しい結末を迎えています。自治体、動物愛護団体を含んだTNR活動などの取り組みにより、殺処分の数は年々、減少傾向にありますが、ゼロにならない限り、問題が解決したとは言えません。

外猫を保護すれば、ウィルス検査やワクチン接種、ノミ・ダニ駆除、ケガや病気の場合は手術代など、さまざまな医療費がかかります。自治体によっては不妊去勢手術費の一部を補助してくれるところはありますが、残りすべての費用は動物愛護団体の負担です。

加えて、保護してからの日々のフード代、施設自体の維持費(家賃、光熱費など)も大きな経費となります。保護猫活動を支えるのは、猫好きだけに留まらず、動物たちのことを気にかけるみなさんからの寄付です。

保護猫活動の継続性は、殺処分という最大の悲劇を避けるためにも欠かせません。

寄付の一例を挙げると、とある団体のシェルターでは、1500円を寄付すれば、保護猫1匹分の2週間のフード代、1万円だと3匹分の1ヵ月間のフード代(トイレ代も含む)の支援に変わります。

愛猫によって大きく育まれた「猫愛」を、寄付という形に変えて、ほかの猫たちにおすそ分けする―2月22日の「猫の日」ほど、これを実行するのにふさわしい日はありません。

実際に行う場合は、保護猫団体の設立理念や活動内容などを改めて確認したうえで、寄付するようにしてみてください。

3.おうちでのんびりと猫本を読む

最後の3つ目に、ひそかに挙げておきたいのは、おうちで愛猫といっしょに過ごしつつ、猫関連の本を読むことです。

猫の生態や行動、心理面など、科学的アプローチを試みたものから、進化の歴史をたどったもの、あるいは、健康に関するものまで、実にさまざまな猫本が出ています。どれも猫の魅力のトリコになった研究者や専門家たちの著作群です。

みなさんも日々、愛猫の不思議さや謎と向き合っているという意味では、市井の研究者と言えるかもしれません。

愛猫暮らしの実体験に、読書体験で得た知識、情報を重ねると、愛猫に対する理解度が増し、一方でますます興味深い謎が膨らんでいくはずです。

追っても追っても手元からすり抜けていくのが、猫の面白いところです。おそらく、先達の名だたる研究者たちも同じ思いだったでしょう。

外出して愛猫に寂しい思いをさせることなく、おうちで簡単にできて、なおかつ、適度に負荷がかかるのも、読書の良い点です。デジタルデバイスとはまた違う醍醐味があります。

2月22日の「猫の日」に、ちょいちょい愛猫に邪魔されながら、一冊の本を通して、猫たちの未来を想像してみるのも、きっと素敵な過ごし方に違いありません。

まとめ

猫飼いのみなさんにとって、毎日が「猫の日」であることは間違いありません。今回は、2月22日にどうやって過ごすべきか、ささやかなヒントを提供しました。

普段は、愛猫中心になりがちなので、保護猫団体への寄付を通じて、猫全般のことを考えるのもひとつの方法です。

いずれにせよ、「猫の日」の当日は、猫がこの世に存在することのありがたさをじっくり噛みしめましょう。

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