藤の台小6年生 薬師池プロジェクト集大 イベント企画や冊子でPR
町田市立藤の台小学校6年生が取り組んできた「薬師池プロジェクト」が先ごろ、総合学習の集大成として報告された。薬師池の魅力を広く知ってもらおうという目的で始まったもので、児童らは約1年間にわたり活動を続けてきた。
昨年秋に開催された「四季彩の杜秋遊び」では、6年生がグループごとに謎解きイベントを企画・実施し、ポスター制作などにも携わった。そして冬には薬師池公園の来場者が減ることを受け、園内の魅力を地元小学生ならではの視点で紹介したガイドブックを作成した。
これらのイベントの成功を受け、6年生は各自で作成したスライドを使い、企画作成の過程や感想を参加者らに向けて発表。5年生らが聞き入り、時に質問しながら関心を深める様子が見られた。謎解きに携わったという横松遥希さんは「企画したものがプレゼンでボツになったりして悔しい場面もあったけど、立て直して多くの人が来場してくれるイベントを開催できてよかった」と笑顔。パンフレット作成に携わった中嶋康瑛さんは「具体的に話を聞いて中身を作り上げたり、表紙も絵の具で綺麗に仕上がっていて、いい作品になったと思う。5年生たちにも生かしてもらえたら」と感想を述べた。