中央区区民会議 子どもの居場所を提言 人材・支援の必要性訴え
中央区区民会議(飯島泰裕会長)は7月5日、「子どもの居場所づくりに対する提言書」を相模原市こども・若者未来局に提出した。
第7期中央区区民会議では子どもの居場所の1つ「子ども食堂」と「無料学習支援」について議論をしてきた。今回の提言は▽包括連携協定を締結している大学等に対し、学生ボランティアの働きかけを行うとともに、学生ボランティアが継続的に活動できる受入体制を構築する▽ボランティアを始めたいと考えている人へのサポートを更に充実する▽既存団体が抱える個々の課題を積極的に聴取し、支援体制を拡充する▽「子どもの居場所づくり」に関する情報や市の支援・取組について、情報発信を更に推進する--の4項目。活動の担い手となる人材の確保や支援の必要性を訴えた。
同局は「子育てしやすいまちの実現を目指し、子ども・子育て支援、子どもの居場所づくりに力を入れている。主体である地域の団体が活動しやすい環境づくりをさらに充実させていきたい」としている。