子どもフェスでつながり 菅町会の企画に600人
多摩区の菅町会(濃沼健夫会長)が主催する「子どもフェス」が7月28日、稲田公園で行われ、約600人が集まりにぎわいを見せた。
コロナ禍前までは「魚のつかみ取り」大会として実施されていたが昨年から趣向を変え、子どもが楽しめる企画が多く行われるイベントに。多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC)の学生や、同町会内に道場を構えるプロレス団体「ヒートアップ」の選手らも協力した。
多摩SDCは輪投げや水鉄砲コーナーのほか、多摩区内の植物を学ぶ企画を用意。ヒートアップの選手は子どもたちと綱引きを楽しんでいた=写真。また、多摩区観光協会は公園内を巡るスタンプラリーなどを準備した。同公園内にあるせせらぎ小川に約1千個のスーパーボールを流し、つかみ取りを行う企画も盛り上がった。濃沼会長は「地域の人同士の交流の場になった。このつながりが続いていくとうれしい」と思いを話した。