その珍しさから全国にファン多数!加古川市・尾上の松駅近くにある「ハト標識」の謎に迫る 加古川市
山陽電鉄・尾上の松駅(加古川市)に「ハト標識」と呼ばれる標識があり、その珍しさから全国にファンがいるらしいー。そんな情報を聞き付け、加古川市へ取材に訪れた際に立ち寄ってみました。
場所は尾上の松駅からほど近い場所とのこと。駅の近くには「旧国鉄高砂線・尾上駅跡」と書かれた石板と車輪のモニュメントがあります。
整備された歩道を進みますが…標識はおろか、ハト1匹すらいません。「ほんとにそんな標識があるの?」と半信半疑のまま進んでいくと…。
これやん!これのことやん!!確かにこれはまぎれもなく「ハト標識」だ!思わず笑みがこぼれます。
こちらは道路の警戒状況を示す標識で、「ハ」に見える上の標識は車線数が減少する「幅印減少」を示すもの。
「ト」に見える下の標識は「ト形道路交差点あり」を示すものです。
実際にこちらの道は架道橋の前で車線が1つになり、右からの合流車線があります。こういった道の特徴を示すための標識が、偶然にも「ハト」となったわけですね。
それにしても、何だかかわいらしさすら感じるこの標識。かなり珍しいものだそうですが全国にあり、各地の「ハト標識」を周るマニアの方もいらっしゃるそう。県内にもこの場所以外に数カ所あるそうで、私も探してみたくなりました♪
その鳴き声が聞こえてきそうな”奇跡の組み合わせ”に、思わずほっこり♡ハトとの2ショットを狙いましたがこの日は現れず、断念しました…。ついつい見てしまいそうですがこちらはあくまで標識。運転中には注意が必要です!
場所
尾上の松架道橋周辺
(加古川市尾上町今福)