義家弘介氏が政界引退へ 昨年の衆院選で落選
自民党の義家弘介前衆議院議員（53）が１月６日、今年３月末での政界引退を表明した。
義家氏は同日、自身のメールマガジンに「人生の決断を大切な皆様にお伝え致します」とタイトルを付け、政界からの引退を決めたことを報告。「４月からは一私人として生きてまりいます」とつづった。衆院16区の後任については、地元の県議や自身を支援する議員連盟に委ねるとしている。
元高校教諭で「ヤンキー先生」の愛称で知られる義家氏は、２００７年の参議院議員選挙で自民党から出馬し初当選した。12年には衆議院議員選挙で神奈川16区にくら替えし、４期連続で当選。文部科学副大臣、法務副大臣などを歴任した。
昨年10月の衆院選では、派閥の政治資金パーティーをめぐる収支報告書への不記載問題を受けて比例重複立候補が認められず落選。去就が注目されていた。